マクラーレンF1チーム Bowers & Wilkinsとオーディオパートナー契約

このパートナーシップの新たな段階は、マクラーレン・オートモーティブとBowers & Wilkinsの10年にわたる協力関係をさらに継続させるもの。2015年以来、Bowers & Wilkinsはマクラーレンのスーパーカーとハイパーカーのための高性能オーディオシステムの開発を推進し、マクラーレンのロードカーに最先端のサウンド・パフォーマンスをもたらしてきた。
創業者ジョン・バウワースにインスパイアされたBowers & Wilkinsのあくなき完璧さの追求は、F1レースで要求される揺るぎない精度とパフォーマンスと相通ずるもの。マクラーレンの妥協のないアプローチは、優れた先見性を備えた創業者ブルース・マクラーレンの、世界で最も優れたレーシングカーを設計・製造したいという願いから生まれた。可能性の限界を超えようとする両ブランドの決意は、パフォーマンスと卓越したデザインに対するそれぞれのアプローチに表れている。
このマクラーレン・オートモーティブのとパートナーシップは、確固とした技術的基盤の上に築かれている。Bowers & Wilkinsの誇るエンジニアリング・チームは、マクラーレン・オートモーティブのエンジニアたちと緊密に連携し、発表されたばかりのマクラーレン W1などの同社のハイパーカーに搭載されるオーディオシステムを開発、最適化している。マクラーレン W1に搭載されるオーディオシステムは、インテリアのInnoKnitファブリックやカーボンファイバー構造と一体化するように設計されたプレミアム・オーディオ・テクノロジーを特徴としており、Bowers & Wilkinsの研究開発チームの本拠地であり、マクラーレンテクノロジー・センターからわずか30マイルしか離れていないサウスウォーターで開発された最新の先進スピーカー・テクノロジーが活用されている。
「卓越したオーディオ性能は、マクラーレンのエンゲージメントをさらに豊かにする鍵です。マクラーレン・オートモーティブとBowers & Wilkinsのスペシャリスト・エンジニアは、2015年からこのパートナーシップの下で、我々のお客様が求めるレベルの優れたオーディオシステムを実現するサウンド・テクノロジーを開発し、提供してきました」
- マクラーレン・オートモーティブ チーフ・コマーシャル・オフィサー、ヘンリック・ウィルヘルムスマイヤー
パートナーシップをマクラーレンF1チームにも拡大することで、両ブランドはその技術的関係の深さをさらに際立たせている。Px8 マクラーレン EditionやZeppelin マクラーレン Editionなど、数多くのアワードを獲得してきた共同デザイン製品群を基盤として、世界中に広がるFormula 1チームのファンたちにさらにアピールする新たなプロジェクトも進行中だ。
それに加え、Bowers & Wilkinsの製品は、シーズンを通してチームが行う広範囲にわたる移動、リラクゼーション、レース前の準備において重要な役割を担うことになる。
「マクラーレン・オートモーティブとのパートナーシップを基盤に、Bowers & Wilkinsをマクラーレン Racingに迎えることができることを嬉しく思います。両ブランドは革新と卓越した技術へのコミットメントを共有しており、ファンのためにエキサイティングな新製品を共に創り上げることを楽しみにしています。」
― マクラーレン・レーシング 共同チーフ・コマーシャル・オフィサー、ニック・マーティン
Bowers & Wilkinsを代表して、ライセンシングおよびパートナーシップ担当マーケティング・ディレクターのトム・ヘンダーソンは、次のように述べている。
「私たちは、大成功を収めたカーオーディオ開発プログラムを継続できること、そしてPx8 マクラーレン Edition と Zeppelin マクラーレン Edition の成功を基に、マクラーレン Racingのエキサイティングな世界観と私たちを結びつける製品とストーリーテリングを展開できることをとても嬉しく思います。」

Bowers & Wilkins について:
1966年に英国で設立されたBowers & Wilkinsは、50年以上にわたり高性能オーディオ技術の最前線において業界をリードし続けてきた。Bowers & Wilkinsは、革新性と音質の新たな基準となるホームスピーカー、ヘッドフォン、カスタムインストール製品、高性能カーオーディオ製品を設計・製造することで、数え切れないほどの賞と世界有数のレコーディングスタジオやミュージシャンからの称賛を受けてきた。この評価は、最上級のサウンドと比類のないリスニング体験を追求する私たちの揺るぎない姿勢に向けられたものda.
マクラーレン・オートモーティブについて :
マクラーレン・オートモーティブは、究極の軽量ハイパフォーマンス・スーパーカーを開発している企業です。2010年に設立され、今やマクラーレン・グループの主要機関となった。
マクラーレン・オートモーティブでは、イギリスのサリー州ウォーキングにあるマクラーレン・テクノロジー・センター(MTC)を本拠地に、世界で最も刺激的で魅力にあふれたベンチマークを作り出すという目標に果敢に挑んでいる。60年以上にわたってレースで本物のパフォーマンスを追求してきた歴史を糧に、史上屈指の驚くべきスーパーカーの数々を世に送り出してきた。
GTS、スーパーカー、モータースポーツ、アルティメットモデルのポートフォリオは、世界40の市場で販売されている。車両はすべて、MTCと同じ敷地内にあるマクラーレン・プロダクション・センター(MPC)において、手作業で組み立てられている。
マクラーレンは、常に限界を押し広げ続けるパイオニアです。1981年には、軽量で強力なカーボンファイバー製シャシーをマクラーレン MP4/1でF1に導入。その後1993年に、伝説のロードカー、マクラーレン F1を設計・製造します。カーボンファイバーシャシーを中心に、マクラーレンのスーパーカーDNAを確立すると、2011年にマクラーレン 12Cとして結実させ、これがマクラーレン・オートモーティブの最初のプロダクションカーとなった。
2013年、世界で初めてハイブリッド・ハイパーカー、マクラーレン P1を誕生させた。ここからアルティメットシリーズが始まり、2018年にはマクラーレン セナが、翌年にはサーキット専用のGTRバージョンが加わった。2019年にはハイブリッド・ハイパーGTのスピードテールが誕生。同年末には、オープンコクピットのロードスターで、マクラーレン史上最軽量のロードカーであるエルバが発表された。
一方、シリーズ生産スーパーカーの中で究極のサーキット・パフォーマンスを誇るのがマクラーレンのLTモデルだ。いずれも限定生産で、その名は、1997年のレースに出走したF1 GTRのロングテールバージョンに由来する。2015年に登場した675LTのクーペとスパイダー以来、マクラーレン・オートモーティブのモデル名として使われるようになった。マクラーレンLTのポートフォリオは、2018年に発表された600LTでさらに拡大し、2020年と2021年には、それぞれ765LTのクーペとスパイダーが加わった。
同じく2021年、新型高性能ハイブリッド・スーパーカーのマクラーレン アルトゥーラを発表。アルトゥーラは、マクラーレン・カーボン・ライトウェイト・アーキテクチャー(MCLA)を享受する最初の車両。MCLAは、世界初の手法を用いて、英国シェフィールド地域のマクラーレン・コンポジット・テクノロジー・センターで設計、開発、製造され、ブランドの輝く未来を牽引することになるい。
2022年には、シングルシートでクローズドコクピットのサーキット専用モデル、Solus GTを発表しました。これは、ゲームのために作られたバーチャルの未来的コンセプトを実車化したマシンだ。
2023年、数々の受賞歴を誇るスーパーカーの720Sを進化させ、マクラーレンのシリーズ生産スーパーカーで最も軽量かつパワフルな750Sを発表した。また、マクラーレン GTの後継モデル、新型GTSも導入している。
2024年には、ブランド初のハイパフォーマンス・ハイブリッド・コンバーチブルであるアルトゥーラ スパイダーも登場。これは、アルトゥーラを大幅に刷新した新モデルイヤー導入の一環であり、こうしてGTS、新型アルトゥーラ、750Sと、マクラーレンのシリーズ生産ラインアップは、それぞれ12か月以内に発表された。
2024年10月、マクラーレン「1」モデルの新たな1ページとして、マクラーレン W1が発表された。マクラーレン F1とマクラーレン P1を継承するW1は、そのパワーとパフォーマンス、新たな高みに到達したダイナミクスと卓越したエアロダイナミクスで、マクラーレンの世界チャンピオンのマインドセットを体現している。
また、マクラーレン・オートモーティブは、それぞれの分野での境界も押し広げ、世界のリーディングカンパニーと協力している。そうした企業にはアシャースト、バウワース&ウィルキンス、ダイニスマ、ガルフ、ピレリ、リシャール・ミル、トゥミなどが含まれる。
マクラーレン・グループについて :
マクラーレン・グループは、ラグジュアリーなオートモーティブとテクノロジーにおける世界的リーダーであり、マクラーレン・オートモーティブ、マクラーレン・レーシングおよびマクラーレン・アプライドという3つのビジネスで構成されている。
カテゴリー: F1 / マクラーレンF1チーム / F1スポンサー