マクラーレン首脳 「ルイス・ハミルトンは2025年のF1タイトルを争う」
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ルイス・ハミルトンは今週ロンドンで開催されたF1 75 Liveイベントでスクーデリア・フェラーリのドライバーとして初めて公の場に登場し、長年所属したメルセデスから移籍したことで「生き生きとしている」し「元気が出た」と宣言した。
昨シーズンのコンストラクターズ選手権でフェラーリはマクラーレンに次ぐ2位で終え、レギュレーションも安定していることから、ザク・ブラウンはルイイス・ハミルトンが今シーズンでタイトル争いに加わらない理由はないと考えている。
ハミルトンの挑戦をどの程度真剣に考えているかと尋ねられたブラウンは「私は間違いなくルイスがチャンピオンシップの有力候補になることを期待している」と語った。
「我々とフェラーリの間には昨年、何の接点もなかったが、それは今後も続くと思う」
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ブラウンは、フェラーリに加えて、レッドブルとメルセデスからも、最近のF1スーパーサブのリアム・ローソンと10代のデビュー組キミ・アントネッリという経験の浅いドライバー2人を起用することになるとしても、同様に力強い努力を期待している。
「メルセデスは2024年に非常に接戦を繰り広げ、それでも4勝を挙げた。だから私は彼らを候補に入れた。そしてもちろん、レッドブルもだ。彼らは前半戦は非常に強かったが、中盤は少し弱かった。しかし、後半戦は非常に強かった」
「明らかに、キミとリアムは...キミはルーキーで、リアムは、ルーキーとは対照的に、経験不足と言わざるを得ない。コンストラクターの視点から見ると、24レースでより大きな課題となるだろる」
「彼らは、言ってみればルーキー・ウィークエンドが避けられないだろう。しかし、私は彼ら2人とも非常に速いドライバーだと思うし、2人ともレースで勝利を収めるだろうと予想している」
「今シーズンは昨年よりもさらに接戦となり、素晴らしいものになるだろう。8人の異なる勝者が誕生すると予想している。どれほど競争が激化しても驚きはしない」
「昨年は毎週末、上位4チームが常に先頭を走っていたが、ある意味でそれを混乱させるチームがいたように思える。私は再びそのような展開が起こると予想している。4チーム以上が優勝しても驚かないだろう」
とはいえ、ランド・ノリスとオスカー・ピアストリがチームに1998年以来初のコンストラクターズタイトルをもたらしたばかりのマクラーレンの2025年の目標は明確だ。
「我々はコンストラクターズタイトルとドライバーズタイトルを狙いたい」とブランは述べた。「欲張って1-2フィニッシュを狙い、ランドとオスカーに1位と2位のどちらが誰かを決めさせよう。それが我々の共通の目標だ」
カテゴリー: F1 / マクラーレンF1チーム / スクーデリア・フェラーリ / ルイス・ハミルトン