マクラーレン リアウイング
マクラーレンは、2010年F1開幕戦バーレーンGP前に実施されるFIAの車検でMP4-25のリアウイングが違法と判断された場合に備えて、バーレーンに代替ボディワークを持ち込んだ。

マクラーレンはFIA技術代表のチャーリー・ホワイティングを先週ウォーキングに招待し、議論となっているリアウイング周りの検査を行なう予定だったが、ホワイティングの乗る南米からの帰国便が遅れたため、訪問がキャンセルされ、検査は実施されなかった。

検査は11日(木)にバーレーンで行われる予定だが、レッドブルとフェラーリは、エアボックスを通り、エンジンカバーを抜けてリアウイングに設けられたスロットから出て行く空気の流れに懸念を示している。

マクラーレンのマネージングディレクターを務めるジョナサン・ニールは、MP4-25の仕様が合法的であると自信を持っているが、念のために別のパッケージを用意していると述べた。

「大きく異なるパッケージを持っていくわけではないが、当日にスチュワードが何をするのか分からない」マクラーレンのマネジングディレクターであるジョナサン・ニールは語る。

「FIAからは情報公開という面で最適なアドバイスを得ている。しかし、もしスチュワードが異なる決定を下したとしても、我々はレースをしなければならない」

「そのための対策を用意してはいるが、そこに多くの力を注ぐことはしないし、使うことになるとも思っていない」

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カテゴリー: F1 / マクラーレンF1チーム