マクラーレンF1、プレシーズンテスト直前にMCL36のシェイクダウンを計画
マクラーレンF1は、2022年F1マシン『MCL36』を今月後半にバルセロナでプレシーズンテストが開始される直前にコースデビューさせることを計画している。

マクラーレンF1は2月11日(金)、ウォーキングのマクラーレン・テクノロジー・センターで新車『MCL36』を発表。マシンの空力設計は変更され、新たなパパイヤオレンジとブルーのカラーリングが話題を呼んだ。

2022年に実車がどのように見えるかを披露したはアストンマーティンF1に次いで2番目のチームとなった。ハースF1は初期段階のレンダリング画像で『VF-22』を公開し、レッドブル・レーシングは、FOMのショーカーに2022年のカラーリングを施しただだった。

アストンマーティンF1は、2月10日(木)の発売に続き、11日(金)にシルバーストンでフィリミングデーを利用してAMR22のシェイクダウンを完了させている。

通常、F1チームは、公式のトラック走行を開始する前のシェイクダウンとして、テスト前に許可されている2つのフィルミングデーのうちの1つを使用する。

マクラーレン MCL36のシェイクダウン計画について質問されたチームプリンシパルのアンドレアス・ザイドルは、最初のバルセロナテストの直前に目標を設定していると語った。

「おそらく他のすべてのチームと同様に、バルセロナでの公式テストの開始に非常に近い日程でフィルミングデーを行うことも計画している」とアンドレアス・ザイドルは述べた。

「それはスケジュールの中にある。最終的にその準備ができるようにするには、来週にはまだチェックするボックスがたくさんある」

「しかし、ピアーズ(シン/プロダクションディレクター)、ジェームズ(キー/テクニカルディレクター)、アンドレア(ステラ/レーシングディレクター)のリーダーシップの下で誰もが素晴らしい仕事をしているので、我々は準備ができていると絶対に確信している」

マクラーレンのテクニカルディレクターであるジェームズ・キーは、チームが発売時に“実車を披露できたことを誇りに思う”と語り、それがバルセロナに持ち込まれるバージョンであるとしつつも、“明らかな理由”でいくつかの要素が隠されていると語る。

「デリケートなエリアがいくつかあるが、マシンを走らせれば、もっと多くのことを見ることできる」とジェームズ・キーは語った。

「開発計画に関する限り、すべてのチームと同様に、我々はまだこの段階で学習プロセスにあるため、早い段階で開発ステップを実行できると確信してる」

「次のステップを見つけるために誰もが示している開発率と積極性は本当に強力だ。バーレーンにはいくつかのアップデートを導入する。そして、それらの次のトランシェはすでに進行中だ」

「マシンが変わるのを目にするだろう。だが、私は全車が変わると確信している」

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / マクラーレンF1チーム