1度目のピットストップでタイムロスしたハミルトン(画像)
マクラーレンは、2008年F1第2戦 マレーシアGP決勝レースで、ヘイキ・コバライネンが3位表彰台、ルイス・ハミルトンが5位という結果を残した。

コバライネンとハミルトンは、予選での進路妨害により5グリッド降格を受け、それぞれ8番手、9番手からのスタートとなった。

しかし、コバライネンは堅実なレース戦略のもと着実に順位をあげ、2位でフィニッシュ。マクラーレン移籍後初となる表彰台を獲得した。

一方、ハミルトンは1回目のピットストップで右フロントホイールのロックがうまく機能せず、10秒近くロス。最終ラップまでトヨタのヤルノ・トゥルーリを追い上げたが、最終的に5番手でレースを終えた。

ヘイキ・コバライネン (3位)
「昨日のペナルティを考えるよ、今日の結果にはとても満足している。たぶん僕たちにとって考えられる最高の結果だ。僕たちの作戦は本当にうまく機能し、レースのほとんどをクーリンな状態で走れた。チームは本当に素晴らしい仕事をしたし、チームのために僕の初表彰台を捧げられて幸せだ。僕は最初のスティントでは、グレイニングという小さな問題があった。しかし、20周まで留まることができて、ヤルノ・トゥルーリを最初のピットストップで抜くことができた。2度目のピットストップのあとは、3位を確保するために安全を期した。これ以上良い結果はないよ。」

ルイス・ハミルトン (5位)
とても良いスタートをきって、9番手から5番手にあげったことには満足してる。とても長い間、マーク(・ウェバー)をプッシュした。でも、誰かの後ろにいて、たとえどんなに早くても、追い抜くことは本当に難しいんだ。僕たちは少なくとも3位を狙える良いポジションにいたけど、最初のピットストップで問題があって、多くの時間を失ってしまった。僕は僕のできる最高の仕事をした。しかし、マシンは極端なコンディションでとても安定して走ったし、あとほんの1秒のところまでヤルノに追いつくことができた。今日、マークとヤルノは本当によいドライブをしたと言わなければならないね。そして、今日のトラックで彼らとの戦いは素晴らしかったよ。」

ロン・デニス
「波乱の週末、ヘイキとルイスの両ドライバーは力強いパドフォーマンスをみせた。問題があったにもかかわらず、2つのチャンピオンシップにむけて十分なポイントを得た。ヘキはトラフィック対処し、素晴らしいレース運びでチームとの初表彰台を達成した。ルイスのレースは最初のピットストップでホイールナットのロック機構の故障で妨げられた。彼のレースでの入内な部分で貴重なタイムを失った。今日は我々のマシンの本当のペースは、トラフィックの中で発生する固有のアンダーシュテアによって覆い隠された。我々は今2週間後のバーレーンGPを楽しみにしている。」

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カテゴリー: F1 / マクラーレンF1チーム / ヘイキ・コバライネン