F1 マクラーレン フェルナンド・アロンソ カナダグランプリ 2018年のF1世界選手権
マクラーレンは、F1カナダGPの決勝レースで、ストフェル・バンドーンが16位、F1参戦300戦目となったフェルナンド・アロンソはリタイアでレースを終えた。

フェルナンド・アロンソ (リタイア)
「レース序盤は楽しかった。リスタート後に2つのコーナーで3台をオーバーテイクしたときは特にね。セルジオ(ペレス)が芝生に出てあとにコース上に戻ってきたときは彼がどのようなラインを取るのか予測するのが難しかった」

「そのあと、レースの途中でパワーの低下を感じて、リタイアするよう伝えられた。悲しいし、フラストレーションを感じることだし、この結果にがっかりしている。今週末、僕たちは競争力がなかった。クルマにもっとペースを見つけだす必要があるし、競争的になれる方法を見つけなければならない。信頼性も重要だ。シーズン序盤に自分たちがどれだけ多くのポイントを獲得できたかをわかっているし、今日と7位を走っていたモナコのリタイアによって過去2レースでどれだけ多くのポイントを失ったかもわかっているからね。クルマには取り組んで改善させる必要のあるエリアがいくつかあるし、今後数カ月でどうなるか見ていくつもりだ。明日ル・マンにいる必要にあるので今夜フランスに飛ぶ。忙しい月曜日になるだろうし、新しい経験だ。もちろん、楽しみにしているよ」

ストフェル・バンドーン (16位)
「今日はスタートからかなり不運だったと思う。うまくグリッドを離れることができたけど、事故が起こったことで、ターン5の通り道に多くのデブリがあったし、避けるのは不可能だった。右フロントがパンクしたし、基本的にレースがスタートする前からすでにタイヤがなくなっていたので難しい一日だった。大きなデブリがクルマの下に入ってしまったので、1周目にピットに入らざるを得なかったし、ピットストップでも多くのタイムを失った。レースに入る前からすでに終わっていた。個人的には過去数レースで僕たちが遂げた進歩という点ではとてもポジティブに感じている。期待外れだったのは、ここでのチーム全体としての予選パフォーマンスだそれはここに来る前からわかっていたことだけど、残念ながらそれが確認されてしまった。僕たちはこの先多くの仕事をしなければならない。今後のレースが僕たちにとってどのようなものになるかを伝えるのは難しい。予測はしたくない。去年を見た場合、難しいと思えたレースはいくつかあったけど、大丈夫なことがわかっていたりするしね。様子を見てみなければならない。ポール・リカールは全員にとって新しいとらっくだし、そのあとはオーストリアとシルバーストンもあるので忙しい数週間になるけど、僕はそれを楽しみにしているし、もっと運に恵まれることを願っている」

エリック・ブーリエ (レーシングディレクター)
「今日はマクラーレンにとって忘れ去りたい一日となった。両方のドライバーが1周目の混乱をかなりうまく避けたが、ストフェルはその結果として生じたデブリの上を走ったことでパンクを報告し、その後のセーフティカーのピットストップによって多くのタイムを失った。そこから彼は最後尾だったし、戦略を管理しいていい走りをして、ライバルに対してペースがあったものの、ジル・ビルヌーブ・サーキットの厳しい特性にとって前の集団に対して大きくゲインを得ることができなかった。それに加えて、レースの最終スティントは断続的なエネルギーマネジメントの問題を労わらなければならなかった。現在、そこは調査中だ。全てのことを考えれば、16位でクルマを完走させるために彼は非常に厳しい戦いを繰り広げたと思う。フェルナンドは最初の数周のカオスの後、ストフェルよりもはるかに良いポジションにいたし、序盤のセーフティカーから利益を得て、1ストップ戦略で11番手まで3つ順位を上げた。ポイント獲得は明確に可能になったと思っていたが、今回も彼は残酷な運に苦しめられ、エアクーラーパイプが故障したことでブースト圧を失い、リタイアを余儀なくされた。非常にフラストレーションを感じるが、異常な問題であり、今後の我々に影響を及ぼすものだとは思っていない。ここから重要なことは、起き上がって、ヨーロッパに戻り、数週間での3連戦に注意を向けることだ。新たな焦点、ハードワーク、もっと良い運によって、我々の運命が上向きになってくれることを願っている」

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カテゴリー: F1 / マクラーレンF1チーム / F1カナダGP