F1 マクラーレン ルノーF1 エリック・ブーリエ
マクラーレンは、2018年のF1世界選手権の開幕にむけて弱気な一面を見せている。

ホンダのF1パワーユニットを激しく批判した末にパートナーシップを解消してルノーへと切り替えたマクラーレン。しかし、F1バルセロナ合同テストでは信頼性トラブルが多発。ホンダと組んでいた際とさほど変わらない厳しい冬を過ごした。

マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは、開幕戦オーストラリアGPにむけて冬季テストでの問題は解決したと主張するものの、現実的な目標は設定していないと語る。

「目標は明白だ。競争力を発揮し、定期的に上位を争うことだ」とエリック・ブーリエは RMC にコメント。

「まずは新しいパッケージを見極めなければならない。ルノーとの関係は新しいものであり、我々はクルマ、エンジン、運営について知っていく必要がある。最初の数戦でどうなるか見てみるつもりだ」

「オーストラリアはポイントを獲得する機会だと考えており、準備を進めていくが、最高の準備は整っていないかもしれない。多くの懸念がある」

「だが、しっかりと準備をしていくつもりだ」

多くの人々が、ホンダからルノーに変更したマクラーレン、ルノーからホンダにトロロッソの対照的な冬季テストを比較している。

「我々よりも良い仕事をした人々がいる。トロロッソのようにね」とエリック・ブーリエは認める。

「8日間しかなかったが、天候によって3日間が失われたことは助けにはならなかった」

「だが、我々がどの位置にいるかを語るにはまだ少し早すぎる。我々は十分な走行距離を稼げなかったし、レースシュミレーションもできていない。我々にはもう少しデータが必要だ」

マクラーレンのドライバーを務めるストフェル・バンドーンもその考え方に同意する。

「メルセデス、フェラーリ、レッドブルの後ろは予測するのが難しい」とストフェル・バンドーンは Laatste Nieuws にコメント。

「新しいエンジンがあるおとは大きな前進だ。でも、どれだけ大きな前進かを見積もるのはまだ難しい」

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カテゴリー: F1 / マクラーレンF1チーム