F1 マクラーレン 2018年のF1世界選手権
マクラーレンF1チームは、2018年F1マシン『MCL33』が伝統的な“パパイヤオレンジ”のカラーリングを纏うことをティザー動画で強く示唆している。

マクラーレンは23日（金）のMCL33の発表にむけて、夜間警備員がウォーキングのファクトリーの異変を調査するというストーリーの動画を公開。警備員はマクラーレン・テクノロジー・センターのコンコースでパパイヤオレンジを纏ったM7A、M16、M8Dの3台に出くわす。

3台がオレンジの光を発する方向に警備員が目をやると、その先にはオレンジに塗装されたエンジンカバーのマシンが一台。マシンにはコックピット保護デバイス『Halo』が搭載されており、明らかにそれが『MCL33』であることを示唆。警備員は満足げな表情でそのマシンを見つめる。

昨年、フェルナンド・アロンソがインディ500に挑戦した“マクラーレン・ホンダ・アンドレッティ”のマシンは、マクラーレンの伝統カラーであるパパイヤオレンジの塗装が施され、好評を博した。

マクラーレンのエグゼクティブディレクターを務めるザク・ブラウンは「我々はファンの声に耳を傾けている。印象的なカラーリングにしたい」とパパイヤオレンジの採用を示唆。

すでに昨年マシン『MCL32』でオレンジのカラーリングを取り入れているマクラーレンだが、ザク・ブラウンは昨年とは異なるルックスになると主張している。

「ザウバーがアルファロメオのブランディングで何をやってくるかははっきりとはわかっていないが、それを除けば、我々は去年いた誰よりも異なったルックスを纏うことになるだろう」

また「マクラーレンとオレンジは僕たちのDNAの一部だし、インディカーのようなオレンジだったら嬉しいね」と発言していたフェルナンド・アロンソは、先日ファクトリーでMCL33と対面。「とても美しい。みんな気に入ると思うよ」と語っている。

今年からルノーのF1パワーユニットを搭載するマクラーレンは16日（金）にMCL33でルノーのF1エンジンを初始動に成功したことを報告。

2月23日（金）にオンラインでMCL33を披露し、2月26日（月）からバルセロナでスタートするプレシーズンテストではフェルナンド・アロンソが初走行を行う。

このエントリーをはてなブックマークに追加


カテゴリー： F1 / マクラーレンF1チーム