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マクラーレンは、言葉の壁だけでなく、共通の文化のおかげで、ルノーとのパートナーシップはホンダよりも複雑ではないと認める。

マクラーレンは2015年からF1に復帰したホンダとパートナーシップを結んだが、ホンダのF1パワーユニットの信頼性とパフォーマンス不足と相まって期待した結果を出すことができず、マクラーレン・ホンダは3年間で終止符を打つことになった。

マクラーレン・ホンダが機能しなかった原因のひとつとして、イギリスのマクラーレンと日本のホンダとの“文化”の違いが挙げられている。

マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは「ホンダとは、異なる言語だけでなく、異なる文化に関連したコミュニケーションの難しさについて学んだ」とコメント。

「それは考えを伝えるためにメッセージを翻訳するときだけではない。特に日本人とは、何を言われているのか、そして、いつそれを言われているのかも重要だ」

「ルノーとの最初の技術ミーティングでは、全てをコントロールするのではなく、彼らが何かを理解していない場合には助けるために私はそこにいると主張した。氷を解かす必要があったし、今では両社の全員が満足していると思う」

ホンダとのパートナーシップを解消してルノーに切り替えるという決定が遅れたことで、マクラーレンはMCL33の設計と製造に3週間の遅れをとることになったが、エリック・ブーリエは、2018年F1マシン『MCL33』の設計プロセスの遅れは完全に取り戻したと語る。

「ホンダからルノーの変更は負担にはならなかった」とエリック・ブーリエは L'Equipe にコメント。

「しかし、ルノーのエンジンは構成が異なるため、異なるアプロートが必要だった。それによってクルマの一部を再設計する必要があった」

「ルノーのエンジンのターボは単一のコンポーネントだが、ホンダはユニットの両側に要素を配置していた。それは重量配分に影響を与える」

ルノーは、昨シーズン末に多数の信頼性問題に見舞われており、パワーユニットの耐久性を向上させるためにかなりの作業を強いられている。

「ルノーにとって信頼性を最大限に引き出すことは当然のことだ。特に今年は新たに3基のエンジン制限が導入される。それには信頼性が必要だ」とエリック・ブーリエは語る。

「過去3年間でマクラーレンはタイヤデグレデーション、ブレーキの冷却、燃費に関するデータを欠いていた」

「今後は失われた慣習を取り戻すことができる。例えば、我々は再びピットストップ練習を行っている。それはエンジンの作業のために一時的に廃止していたことだ」

ルノーのエンジンを獲得したことでマクラーレンは再び表彰台にたどり着くことはできるかと質問されたエリック・ブーリエは「それについて話すのはまだ早い」とコメント。

「ライバルが冬の間に何をやってくるかはわからない。バルセロナで何が起こるか見てみよう」

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