マクラーレン・ホンダ F1 バーレーンGP
マクラーレン・ホンダのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエが、F1バーレーンGPの決勝レースを振り返った。

「言葉にするのは難しい一日だ。フェルナンドは完走できず、ストフェルはレースをスタートすることすらできなかった。マクラーレン・ホンダにとっては残念な一日でしたし、そうではなかったと見栄を張る意味はない」とエリック・ブーリエはコメント。

「難しい形でスタートしたストフェルの週末は、今日の決勝でさらに状況が悪化してしまった。金曜日にMGU-Hに問題が発生していたが、今日のパレードのラップの際にも、パワーユニットに水圧の問題が発生した。その不具合のために、スタートを断念するしか選択肢がなかった。週末を台無しにする原因となった一連の問題にフラストレーションを抱え、精神的にも難しい状況だったと思う。そんな中でもストフェルはガレージでエンジニアに混ざってアドバイスをし、チームに貢献していた」

「一方、フェルナンドはいつもどおり果敢にレースに挑み、ストレートでのスピード不足があるにもかかわらず、55周目でマシンに異常を感じるまでは懸命の走りをしていた。今週末はすでにさまざまな問題が発生していたため、マシンをリタイヤさせることを選択した。その問題については、現在分析中だ」

「バーレーンGPの主催者のみなさんの前で、期待外れのパフォーマンスを見せる結果になったことを残念に思う。ただ、今回の母国グランプリも良い形で運営され、エキサイティングなレースになった」

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