シャルル・ルクレール ハミルトン流を断念「自分のスタイルを貫いた」

フェラーリはシルバーストンで復調の兆しを見せ、ルクレールはポールポジションのキミ・アントネッリに次ぐ2番手を獲得。チームメイトのルイス・ハミルトンを上回り、2戦連続となるフロントロウ獲得を果たした。
ハミルトンを参考にする選択肢もあった
ルクレールは、ここ数戦の苦戦を受けて2つの選択肢があったと説明した。
「僕には2つの選択肢があった。ひとつはドライビングスタイルを変えて、基本的にルイスをコピーすることだった。彼にはすごくうまく機能しているように見えたからね」
「もうひとつは自分のドライビングスタイルを維持しながら、このクルマに対応する方法を見つけることだった。そして僕はその道を選んだ。今日はそれが報われたし、明日もそうなることを願っている」
データ分析で突破口を発見
ルクレールは、予選までに膨大なデータを分析し、自身のドライビングスタイルに合わせたセットアップへ変更したことが改善につながったと明かした。
「昨日もフィーリングは決して良くなかった。でもたくさんのデータを分析したんだ。少しずつ全体像が見えてきて、なぜ苦戦しているのか、何を変えるべきなのかが理解できるようになった」
「自分の直感を信じて、自分のドライビングスタイルにクルマを合わせる方向へセットアップを変更した。それが今日は本当にうまくいった。予選ではずっといいフィーリングだった」
また、最近は思うような速さを発揮できず、ドライビングスタイルを含めてあらゆる要素を見直していたことも明かした。
「最近は本当にペースがなかった。だからドライビングスタイルも含めて、自分がやっていることすべてを見直さなければならなかった」
「チームのみんなと本当にいい仕事ができたと思うし、この2番手という結果には満足している。もちろんポールポジションが欲しかったけれど、キミは信じられないラップを決めたし、それに値する走りだった」

戻ってきた自信を決勝につなげたい
ルクレールは、2番手という結果以上に、久しぶりにマシンとの一体感を取り戻せたことを最大の収穫として挙げた。
「予選でこれだけいい感触を得られたのは本当に久しぶりだ。でも土曜日が良かったからといって浮かれすぎてはいけない」
決勝では5回目のポールポジションを獲得したメルセデスのアントネッリが最大のライバルになると予想している。
「彼らは今朝、本当に強かった。あのペースを維持しているなら、戦うのは簡単ではないと思う」
「でも今はクルマの感触がずっと良くなっている。そのフィーリングが決勝でも続いてくれれば、奇跡を起こせるかもしれない」
「もしそうならなくても、この週末で得られた学びは大きな収穫だ。ただ、一番重要なのは決勝で、そこでさらに多くのことを学べるはずだ」
さらに現在の復調についても慎重な姿勢を崩さなかった。
「まだ始まりに過ぎない。でも正しい方向へ進むための良い一歩になったと思う」
今回の予選は、ルクレールにとって単なる2番手以上の意味を持つ結果となった。チームメイトのスタイルを模倣するのではなく、自らの感覚を信じてマシンを適応させる道を選び、長く失っていたフィーリングを取り戻したことが大きな収穫となった。決勝では、その手応えを結果につなげられるかに注目が集まる。
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カテゴリー: F1 / シャルル・ルクレール / スクーデリア・フェラーリ
