マクラーレン・ホンダ:F1メキシコGP 金曜フリー走行レポート
マクラーレン・ホンダは、F1メキシコGP初日のフリー走行で、フェルナンド・アロンソが10番手タイム、ジェンソン・バトンが12番手タイムだった。
フェルナンド・アロンソ (10番手)
「昨年と同様に路面が非常に汚れていて滑りやすかったため、今日はみんなにとって骨の折れる一日となった。最初のセッションでは、マシンで新しいことをいくつか試した。その後、2回目のセッションでは、各種タイヤをテストしたけど、かなりの摩耗が発生した。これからコースが清掃され、グリップがさらに増すので、土日には状況が改善されるはずだ」
「2回目のセッションの最後にブレーキシステムで異常を発見したため、念のためマシンを止めて、いくつかチェックを行った。明日はパフォーマンスの向上に重点を置くつもりだけど、予選でQ3に進出するのは容易ではないかもしれない」
ジェンソン・バトン (12番手)
「今朝は一般的なテストをかなりたくさん実施したので、FP1は今週末に向けてはそれほど有効ではなかった。一方、FP2ではメキシコGP向けのテストをさらにたくさん実施した。マシンのバランス関連の作業を多数実施し、最終的に少し興味深いものを見つけることができた。ここは空気が薄いためにグリップが非常に低いので、ここでいい気分になれることはないだろう。明日僕たちが取り組めるものを今日のセッションで見つけられたことを願っている。スーパーソフトタイヤではかなりの摩耗が発生したけど、その状況はセッションが進むにつれて改善した。ただ、ロングランは厳しい状況だった。スーパーソフトタイヤを履いている際には、誰もがそう感じたと思う。それでも、僕たちは自分たちがもっているものを最大限に生かすしかない。レース序盤では、スーパーソフトタイヤを装着しているマシンの多くが、4〜5周目にはピットインするだろうと考えている。それによって、順位が入れ替わり、少しエキサイティングなレース展開になるだろう。ミディアムタイヤは、ほかの2つよりもうまく機能している。一番長持ちするし、今のところ摩耗は発生していないようだ。ただ、その分、グリップはない。僕たちはトップ10圏内ギリギリの位置につけていると思う。前回のレースよりも少し難しいかもしれませんが、トップ10入りをわずかに逃したとしても、それほど悪いわけではない。その場合は、タイヤ戦略を自由に選択できるからね。もちろん、予選ではQ3に進出するためにベストを尽くす。ただ、Q3進出という名声よりもレース戦略の方がより大事だ。目標は、ポイント獲得だ。最後に、金曜日の時点で、すでにこれほどたくさんの観客のみんなに会えることをとてもうれしく思う。ここのファンの方々はすばらしく、F1に対する多大なサポートを受けている。会場はすばらしい雰囲気だし、週末を楽しみにしる」
エリック・ブーリエ (レーシングディレクター)
「今朝は非常に寒かったので、その天候に少し驚かされました。路面温度もかなり低かったものの、両ドライバーが予想以上に低くなったタイヤの温度にうまく対処してくれた結果、FP1はアクシデントもなく終了しました。午後には気温が上昇し、それとともにアスファルトの温度も上昇したことから、フェルナンドとジェンソンからはマシンのバランスが改善し、よりドライブしやすいハンドリング特性になったとの報告がありました。ただ、標高が高いために、空気が薄く、それによって空力面では難しい状況となります。今日は両セッションで、2台とも予定していたプログラムをすべて完了することができました。そしてFP2終了時には、すばらしいとまではいかなくとも、賞賛に値する10番手および12番手という結果でした。今夜、たくさんのデータを精査する必要がありますが、明日の午後の予選ではそこそこのパフォーマンスを期待できる理由があります。予選では、我々が現地入りして以来初めて、気温が20℃を超えると予想されています」
関連:
・F1メキシコGP フリー走行2回目:セバスチャン・ベッテルがトップタイム
・F1メキシコGP フリー走行1回目:ルイス・ハミルトンがトップタイム
カテゴリー: F1 / マクラーレンF1チーム / ホンダF1
フェルナンド・アロンソ (10番手)
「昨年と同様に路面が非常に汚れていて滑りやすかったため、今日はみんなにとって骨の折れる一日となった。最初のセッションでは、マシンで新しいことをいくつか試した。その後、2回目のセッションでは、各種タイヤをテストしたけど、かなりの摩耗が発生した。これからコースが清掃され、グリップがさらに増すので、土日には状況が改善されるはずだ」
「2回目のセッションの最後にブレーキシステムで異常を発見したため、念のためマシンを止めて、いくつかチェックを行った。明日はパフォーマンスの向上に重点を置くつもりだけど、予選でQ3に進出するのは容易ではないかもしれない」
ジェンソン・バトン (12番手)
「今朝は一般的なテストをかなりたくさん実施したので、FP1は今週末に向けてはそれほど有効ではなかった。一方、FP2ではメキシコGP向けのテストをさらにたくさん実施した。マシンのバランス関連の作業を多数実施し、最終的に少し興味深いものを見つけることができた。ここは空気が薄いためにグリップが非常に低いので、ここでいい気分になれることはないだろう。明日僕たちが取り組めるものを今日のセッションで見つけられたことを願っている。スーパーソフトタイヤではかなりの摩耗が発生したけど、その状況はセッションが進むにつれて改善した。ただ、ロングランは厳しい状況だった。スーパーソフトタイヤを履いている際には、誰もがそう感じたと思う。それでも、僕たちは自分たちがもっているものを最大限に生かすしかない。レース序盤では、スーパーソフトタイヤを装着しているマシンの多くが、4〜5周目にはピットインするだろうと考えている。それによって、順位が入れ替わり、少しエキサイティングなレース展開になるだろう。ミディアムタイヤは、ほかの2つよりもうまく機能している。一番長持ちするし、今のところ摩耗は発生していないようだ。ただ、その分、グリップはない。僕たちはトップ10圏内ギリギリの位置につけていると思う。前回のレースよりも少し難しいかもしれませんが、トップ10入りをわずかに逃したとしても、それほど悪いわけではない。その場合は、タイヤ戦略を自由に選択できるからね。もちろん、予選ではQ3に進出するためにベストを尽くす。ただ、Q3進出という名声よりもレース戦略の方がより大事だ。目標は、ポイント獲得だ。最後に、金曜日の時点で、すでにこれほどたくさんの観客のみんなに会えることをとてもうれしく思う。ここのファンの方々はすばらしく、F1に対する多大なサポートを受けている。会場はすばらしい雰囲気だし、週末を楽しみにしる」
エリック・ブーリエ (レーシングディレクター)
「今朝は非常に寒かったので、その天候に少し驚かされました。路面温度もかなり低かったものの、両ドライバーが予想以上に低くなったタイヤの温度にうまく対処してくれた結果、FP1はアクシデントもなく終了しました。午後には気温が上昇し、それとともにアスファルトの温度も上昇したことから、フェルナンドとジェンソンからはマシンのバランスが改善し、よりドライブしやすいハンドリング特性になったとの報告がありました。ただ、標高が高いために、空気が薄く、それによって空力面では難しい状況となります。今日は両セッションで、2台とも予定していたプログラムをすべて完了することができました。そしてFP2終了時には、すばらしいとまではいかなくとも、賞賛に値する10番手および12番手という結果でした。今夜、たくさんのデータを精査する必要がありますが、明日の午後の予選ではそこそこのパフォーマンスを期待できる理由があります。予選では、我々が現地入りして以来初めて、気温が20℃を超えると予想されています」
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