マクラーレン・ホンダ:F1ヨーロッパGP 初日レポート
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ジェンソン・バトン (9番手)
「午前中のセッションは予想していたよりも少しいいかたちで開始したけど、みんながサーキットに対する理解を深めるにつれて、我々はいつものポジションに後退した」
「予選では、適度なダウンフォースを得ることが鍵になるだろう。僕たちは適度なダウンフォースがどれぐらいなのかをまだ十分に理解できていないので、引き続き検討する必要がある。また、タイヤについても、さらに理解を深める必要がある。ソフトタイヤはいいけど、スーパーソフトでのパフォーマンスを改善しなければならない。ここのサーキットには、いいコーナーがいくつかある。14コーナーは旧市街地の下り坂が始まる速くてタイトなコーナーで、その手前の8〜12コーナーまでの城を通り過ぎたあとの区間は、非常にスピードが遅い。マシンは、まずまずの感触だった。ただ、路面が滑りやすいと、わずかの違いで過剰にオーバーステアになり、それによって困難な状況になる。マシンのバランスにはまだ満足できていないし、土日で改善できればと思う」
フェルナンド・アロンソ (11番手)
「今日は前向きな一日だった。ここのサーキットは、予想通り非常に高速だけど、同時に難しいコーナーがいくつか含まれている。縁石の内側の位置やレーシングラインなどについて理解を深めれば、まだ改善の余地はあるので、一部のコーナーでの走行データを確認する必要がある。同じことをシンガポールでも数年前に実施したけど、とても役に立った。シミュレーターのデータを見ると、僕たちの競争力は予想していたよりも、わずかに高いのではないかと思う。パフォーマンスはなかなかよかったし、それはポジティブな結果だ。ただ、今日のポジションには、我々のポテンシャルが完全には表れていない」
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