マクラーレン・ホンダ
マクラーレン・ホンダのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは、どのサーキットでもタイヤをうまく使いこなせるようになることをチームの課題に挙げている。

F1モナコGPでは、フェルナンド・アロンソが5位、ジェンソン・バトンが9位とダブル入賞を果たしたマクラーレン・ホンダだが、予選ではフォース・インディアやトロ・ロッソの後塵を拝した。

F1モナコGPの前、エリック・ブーリエは、マクラーレン・ホンダ MP4-31はメルセデスとレッドブルに次ぐ3番目に優れたシャシーだと述べていた。

今もそう考えているかと質問されたエリック・ブーリエは「いい質問だ」と Crash.net にコメント。

「公開されているGPSのデータを見れば、我々がその位置にいるサーキットがあるのは確かだ」

「今週末(モナコ)のサーキット特性のように、タイヤに熱を入れることに苦労すれば、ドライバーが限界で走る能力や自信に大きな悪影響を与えてしまい、クルマを生かせないということになる。だが、他のコースではこのパッケージで機能する」

ピレリは、スタート時のタイヤの空気圧を従来より高めに設定しており、各チームはそれに従わなければならない。

空気圧が高いことが問題なのか、また、他チームはその問題を回避するソリューションを見つけたと思うかと質問されたエリック・ブーリエは「正直、他チームが何をしているのかはわからない」とコメント。

「推察したり、疑ったりしている部分はあるかもしれないがね。だが、自分たちの問題に集中する必要がある」

「タイヤを最大限に使いこなせないという問題を抱えているのは我々だけではないと思う」

「我々は、問題になっているスタート時の空気圧にうまく対処できるように取り組んでいる。空気圧は非常に高く、明らかにクルマのグリップに悪影響を与えている。また、そのせいでタイヤのグレイニングも起きやすくなっている」

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カテゴリー: F1 / マクラーレンF1チーム / ホンダF1