マクラーレン・ホンダ
マクラーレン・ホンダは、F1アメリカGP初日のフリー走行で、フェルナンド・アロンソが9番手タイム、ジェンソン・バトンが13番手タイムだった。

フェルナンド・アロンソ (9番手)
「午後に全く走れなかったことは残念だ。ただ、午前中のセッションではパワーユニットと空力の評価作業を実施し、実りの多い内容となった。進化していることは確かだし、FP2でその変化を確認できれば、さらに良かったと思う」

「午後は雨があまりにも激しく、安全に走行することができない状態だった。前回これほどの悪天候に見舞われたのがいつだったかは思い出せないけど、信じられない状態だった。このような状況で一番大切なのは、ファンの皆さんと関係者の安全を確保することだ。なので、今日は正しい決断が下されたと思う」

ジェンソン・バトン (13番手)
「セッションを中止せざるを得ない状況になるときはいつも残念に思うけど、今日の午後の決断は全くもって正しかったと思う。我々が走行できるほどコースが十分安全な状態になることはなかったし、日没のためセッションを延長することもできなかった。今日、サーキットに足を運んだファンの皆さんにとっては本当に残念な一日だった。ただ、大事なことは、雷がすぐ近くで発生していたにもかかわらず、全員の安全が確保できたことだ。こういったことが起こると、いつも難しいと感じる。我々はレーサーとしてベストを尽くすけど、今日は何もすることができなかった。天気予報を見る限り、あまり良い状況ではないようだけど、明日はもっと良い一日になるよう願っている」

エリック・ブーリエ (マクラーレン・ホンダ レーシングディレクター)
「ウェットコンディションのときに走行しない理由をファンから尋ねられることがありますが、今日は誰が見てもはっきり分かるほど、走行不可能な状態でした。コースの大半が浸水し、至るところに水たまりがありました。コースの大部分が霧に覆われて、コース上の作業員が落雷を受ける危険性もあり、最終的には医療用ヘリコプターが安全に飛行できないほどでした。午後は明らかに走行不可能でした。それでも、今日、F1のアクションを一目見ようと、会場を訪れたファンの方々のお気持ちを察します。今日、走行できなかった理由を観客の皆さんが理解して下さるといいのですが、明日とあさってはファンの方々のために、すばらしい走りを披露できるよう願っています」

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カテゴリー: F1 / マクラーレンF1チーム / ホンダF1 / F1アメリカGP