マクラーレン・ホンダ F1イタリアGP
マクラーレン・ホンダは、F1イタリアGP初日のフリー走行で、フェルナンド・アロンソが16番手タイム、ジェンソン・バトンが19番手タイムだった。

フェルナンド・アロンソ (16番手)
「ここが僕たちにとって厳しいサーキットであることはわかっていた。ただ、マシンへの理解を深めるために、いくつかの変更を行ったので、土曜日にどうなるのか見てみよう」

「明日、雨が降れば、特に前方のマシンにとっては混乱する状況になるはずだ。ただ僕たちにとっては、それほど大きな違いにはならないだろう。両マシンともエンジン交換によるグリッド降格ペナルティを受けるので、後方からのスタートとなる。明日はエンジンをセーブするために、周回数を最低限に抑えるつもりだ。レースでは順位を少しでも上げられるよう願っている」

ジェンソン・バトン (19番手)
「モンツァに来るのはいつも楽しみだ。ここは僕たちが愛するサーキットだし、ファンの方々はとても熱狂的だ。レーサーとしては、そのような雰囲気に包まれながらレースに臨むのは、素晴らしいことだ。今日は難しい一日だった。FP2の開始直後にマシンの冷却水を失い、ERS(エネルギー回生システム)の交換に時間がかかったため、午後のセッション終了前に再度コース上に戻ることができなかった。そのため、タイム計測を1回しか行うことができず、その結果もあまり良くなかったけど、少なくとも僕たちはフェルナンドのデータから何かを学ぶことができる。僕たちにとって厳しい週末になることはわかっていたし、こういったことが起こると、状況はさらに厳しくなる。明日はトラブルが出ないことを願っている」

エリック・ブーリエ (マクラーレン・ホンダ レーシングディレクター)
「ここモンツァと(前回の)スパ・フランコルシャンの両方が、我々にとって非常に困難なサーキットであることは分かっていましたが、F1とは簡単なものではないのです。この2つの試練の週末を乗り越えたときに、以前よりもさらに力強く、団結できるでしょう。今日はチームにとって難しい一日となりました。特にジェンソンは、マシンに水漏れが発生したために、午後のセッションではほとんど周回を重ねることができませんでした。最後になりましたが、懸命に仕事をこなしてくれるメカニックのメンバーには感謝の気持ちでいっぱいです。FP1とFP2の間に、予定していた両マシンへのエンジン交換を実施してもらいましたが、明日のFP3に向けて、再度2台ともエンジンを交換する予定です。メカニックのメンバーの熱心で献身的、かつポジティブな姿勢は称賛に値します」

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カテゴリー: F1 / マクラーレンF1チーム / ホンダF1 / F1イタリアGP