マクラーレン
マクラーレンのロン・デニスは、レッドブルとの紛争解決を求めて高等裁判所に訴え出る方針であることを明らかにした。

昨年末、マクラーレンは、レッドブルの空力学部門の責任者ピーター・プロドロモウと、彼の“補佐”を務めるダン・ファローズを獲得したと報じられた。

しかし、ダン・ファローズが“ガーデニング休暇”を終えてマクラーレンでの仕事を始める時期に、レッドブルは、ダン・ファローズが“空力学部門のトップ”に昇進してチームに戻ったことを発表した。

今月初め、マクラーレンの新チーム代表のエリック・ブーリエは、この件は「弁護士に委ねられている」と述べていた。

マクラーレンは、ダン・ファローズとは「法的拘束力のある契約」を結んでいると主張している。

ロン・デニスは上海で声明を発表。「我々は、この成り行きを全く受け入れられないものと見なしている」と述べ、ダン・ファローズがレッドブルに戻る前、サリー州に引っ越していたことを明かした。

「彼にはそのような心変わりをする法的権利がない。なぜなら、彼は我々の雇用の申し出を受け入れ、それを認める契約書に署名したからだ」

「彼が我々が同意した日に仕事を始めなかったとき、我々は彼に電話し、テキストメッセージを送り、eメールを送ったが、当然ながら返事はなかった」

「レッドブルの空力学部門のトップに関するプレスリリースを見て初めて、我々は何が起きたのかを知った」

「その結果、マクラーレンとしては、レッドブルに対して高等法院に提訴する以外に現実的な選択肢はないだろう」

レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、ロン・デニスのコメントに対し、チームはダン・ファローズの再雇用を“精力的”に弁護すると述べた。

クリスチャン・ホーナーは、「証拠不十分による閉廷になると思う」と語った。

「ロンは私に電話するべきだった」

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カテゴリー: F1 / マクラーレンF1チーム