カルメン・ホルダ
ロータスの開発ドライバーに就任したカルメン・ホルダは、バーニー・エクレストンが提案した女性だけのF1世界選手権を作るアイデアに賛成した。

バーニー・エクレストンは、F1への女性ドライバーの参加を促すために新たなに女性だけのシリーズを創設してはどうかと提案した。

2014年にはスージー・ヴォルフが何度か初日のフリー走行で走っているが、女性がグランプリの決勝レースに出走したのは1976年のレラ・ロンバルディが最後となっている。

今年ロータスと契約したカルメン・ホルダは、そろそろモータースポーツも他のプロスポーツの例に倣うべきだと考えている。

「この数十年間で社会はとても大きく変化しているはずです」とカルメン・ホルダはF1公式サイトに語った。

「女性はより良い仕事に就くようになり、長い間男性のものと考えられていたエリアで自分のキャリアを築くようになりました。今ではほとんどのスポーツで、女性が女性だけのチャンピオンシップで戦っているのが見られます。サッカー、テニス、スキ、何でもそうです。でも、男性と女性が一緒に戦うチャンピオンシップはない。だったら、女性のF1世界選手権があってもいいはずだとは思いませんか?」

モータースポーツの世界では、いまだに女性ドライバーに対してマイナスのイメージがあるとカルメン・ホルダは述べた。

「まだとても若かった頃のことだけど、カートでレースを始めたばかりの頃に私が表彰台に上がったら、3位だった男の子が泣き出してしまいました。理由を聞いたら、女の子に負けただそうです。レース界の男性の反応はみんな同じです。力でねじ伏せようとしますよねら!」

なぜスポンサーはもっと女性ドライバーの起用をチームに働きかけないのかと質問されたカルメン・ホルダは「みんな勝つことを夢見ていて、女性ではF1で勝てないって思い込みがあるからだと思います。だから、私は女性限定のF1チャンピオンシップが正しい答えだと思っています。最近わかったように、そのアイデアを支持する著名なサポーターは複数いますからね!」

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カテゴリー: F1 / ロータス / カルメン・ホルダ