元ウィリアムズF1のローガン・サージェント レース復帰を目指しOGMMと契約
ローガン・サージェントが新たなマネジメント会社と契約し、レース復帰を目指すことが明らかになった。

元ウィリアムズF1ドライバーのサージェントは、ル・マン24時間レースでクラス5勝を挙げたオリバー・ギャビンが率いるOGMM社と契約。ウィリアムズでの1年半の苦しい時期を経てシートを失ってから、わずか1年後の動きとなった。

OGMMはIMSA優勝経験を持つコリン・ブラウンや世界耐久選手権(WEC)参戦中のベン・タックらを顧客に持つスポーツカー分野に強みを持つ会社で、サージェントも今後はその分野でのチャンスに注力する。

OGMMはX(旧Twitter)で「シングルシーターでの豊富な経験を持ち、まだ24歳のローガンがスポーツカーでの将来に向けてOGMMに加わったことを歓迎します」と投稿した。

サージェントは2025年、ジェネシスが支援するIDEC Sportチームからヨーロピアン・ル・マン・シリーズ(ELMS)にオレカ07 LMP2で参戦予定だった。これは、2026年に現代自動車の高級ブランドがIDECと組んでWECトップカテゴリー「ハイパーカー」に参戦する際のステップアップ候補と見られていた。

しかし今年2月、サージェントはこの参戦を辞退し、ダニエル・ジュンカデラが18号車のクルーに加入。当時IDECは「他の関心事を追求するためスポーツから離れる」サージェントの意向を明かしており、現役引退の決断を強く示唆していた。

今回の発表はその決断が覆されたことを意味しており、OGMMは24歳のサージェントが再びレースの世界に戻る意欲を示していると明言している。

ローガン・サージェント ウィリアムズ・レーシング

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カテゴリー: F1 / ローガン・サージェント / ウィリアムズ・レーシング