F1コンコルド協定の交渉は今が好機? 「鉄は熱いうちに打て」
リバティ・メディアのボスであるグレッグ・マフェイは、次のコンコルド協定の交渉に着手したいと考えている。

FIAとF1のリバティ・メディアが所有する商業権にチームを縛る最後の商業協定は新型コロナウイルスが猛威を振るった2020年に結ばれた。

当時、最終的に2025年までの全チームとの契約が合意されたものの、交渉は難航していた。

当時、メルセデスF1のチーム代表であるトト・ヴォルフは「私がイライラしたのは、チームとして、共通の立場を持つために団結することができないということだった」と語った。

しかし、F1の人気が沸騰している今、リバティ・メディアのCEOであるグレッグ・マフェイはマイアミで、「鉄が熱いうち」にチームと2025年以降のコンコルド協議を始めたいと語った。

「FIA、チーム、そして我々の間には、今がその良い時期だというコンセンサスがあると思う」と彼は言った。

「今すぐやらなければならない義務はないし、やらなければならないリスクもないが、以前のようにギリギリまで延期する理由もない」

トト・ヴォルフが指摘した、典型的な問題を抱えた以前の交渉について、マフェイは、F1新CEOのステファノ・ドメニカリが、権利者とチームとの関係の「力学を変える」ことに成功した、と考えている。

「今、我々はよりポジティブな関係を築いており、すべての参加者に確実性をもたらす契約の早期更新の利点を誰もが理解している」

リバティ・メディアが早期の協議を望んでいることについて尋ねられたトト・ヴォルフは、現在、交渉が「密室で」行われることを望むと答えた。

「まだきちんとした話し合いは始まっていない」とメルセデスF1のボスは語った。

「しかし、それはすぐにでも行われることになるだろう」

「だ、それは建設的な方法で行われるべきで、生中継されたり、論争を引き起こしたりするようなことはない」

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / リバティ・メディア