F1:2022年から木曜日のメディアデーを廃止して3日間に短縮
F1は、2022年にグランプリ週末のスケジュールを変更。木曜日のミディアセッションは廃止され、3日間のイベントとなる。

完全に新しいF1マシンをグリッドにもたらす新しい技術規則に加えて、以前は木曜日にスタートしていた4日間のグランプリ週末は3日間に短縮されることになる。

これは木曜日が廃止されることを意味する。事実上、木曜日は公式業務はミディア対応のみとなっており、そのために1日早くサーキット入りしなければならないことを煩わしく思っていたドライバーにとっては間違いなく朗報だと言える。

代わりにドライバー記者会見は、F1チームがピットレーンのガレージで準備を開始すると同時に金曜日の朝に行われる。インタビューのスケジュールもコンパクトとなり、競技規則では“最大2時間”に設定され、“FP1開始の90分前”までに終了する必要がある。

正確なタイミングはまだ発表されていないが、メディア対応が現地時間の9時にスタートすると仮定すると、FP1は午後12時30分まで開始されないと想定するのが妥当だ。

また、F1は、技術陣が自チームのマシンの開発についての技術的なアップデートを提供する“show and tell”セッションも実施される予定となっている。

プラクティスセッションは、2022年も60分間のままの予定であり、チームがマシンの損傷を修復するための機会として、FP1の終了とFP2の開始の間に2時間のギャップが設けられるため、2回目のプラクティスセッションは午後3時30分まで開始されないことになる。

チーム代表の記者会見は、金曜日のランチタイムから土曜日の朝に移動すると報告されているが、土曜日は午前中に通常のスケジュールでFP3、午後に予選、そして、日曜日は通常通りに決勝レースが行われる。

F1モナコGPは、伝統的に水曜日にメディア対応、木曜日にFP1とFP2が行われ、金曜日が休息日となっていたが、その伝統は廃止され、2022年からは他のグランプリと統一される。

例外は、スプリント予選が開催されるグランプリであり、2022年には3戦から6戦に倍増するとされている。現時点では開幕戦バーレーンGPがアウターサーキットでスプトント予選を実施すると予想されているほか、エミリア・ロマーニャ(イモラ)、カナダ、オーストリア、オランダ、ブラジルの6戦になると予想されている。

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カテゴリー: F1 / リバティ・メディア