F1
2020年に予選レースを試験導入するというアイデアは、F1チーム代表の満場一致の指示を得られる否決となった。

F1チーム代表は、10月16日(水)にパリのFIA本部でリバティメディアおよびFIAと会い、F1の将来について話し合った。議題のひとつは、土曜日に通常の予選に代えてリバースグリッド方式を採用した45分のアイデアを試験導入することだった。

F1は、ショーを改善するための施策の一環として、フランスGP、ベルギーGP、ロシアGPの3つのグランプリで土曜日に現在の予選の代わりに45分間のスプリントレースを試験的に実施したいと考えていた。

だが、シーズンのこの時期に2020年のフォーマットを変更するには満場一致の指示が必要だった。

しかし、RaceFans.net によると、少なくとも1チームが反対票を投じ、2020年も通常通りの予選が行われることが決定したと報じた。

また2020年のF1カレンンダーは、レース数が22戦に増えることもあり、負担を軽減するために木曜日と金曜日にはF1スケジュールを入れず、F1走向は土曜日と日曜日だけにするという提案も否決されたようだ。

F1モータースポーツ担当マネジングディレクターを務めるロス・ブラウンは「慎重な分析の結果、金曜日のフォーマットを修正するが、残りの部分は変えず、土曜日に予選、日曜日にレースを行い、イベントを3日間に保持することが最善の解決策であると結論付けた」と語っている。

「チームの要求に応え、来年22戦とわずかにグランプリ数が増えることにより、チームとドライバーが1日後に到着できるようにスケジュールを再編成することを考慮した」

ロス・ブラウンのコメントは、木曜日のメディアデーが廃止される可能性があることを示唆している。これにより、チームのスタッフとドライバーは、通常よりも1日遅れてサーキットに到着できるようになり、負担が軽減される。

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カテゴリー: F1 / リバティ・メディア