F1世界選手権
F1世界選手権への予算制限の導入は、依然としてF1ストラテジーグループの大きな議題となっている。

La Gazzetta dello SportAuto Motor und Sport report によると、先週、2019年の最初のストラテジーグループの会議がジュネーブで開催されたという。

その会議はフェラーリの新F1チーム代表に就任したマッティア・ビノットにとって最初の出席となった。

La Gazzetta dello Sport の報道によると、マッティア・ビノットは前任のマウリツィオ・アリバベーネよりも過去にチーム代表を務めたステファノ・ドメニカリのようなスタンスで会議に臨んでいたようだ。

会議ではFIAとリバティメディアは、2021年に導入を計画している予算制限を改めて提案。初年度は1億8500万ドルを上限とし、次年度には1億6000万ドル、さらに翌年には1億3500万ドルへと上限を減少させることを計画しているという。

報道によると、フェラーリ、メルセデス、レッドブル、マクラーレンがFIAとリバティメディアの提案に同意したという。その理由として、FIAとリバティメディアが、エンジンコスト、トップマネージャーとドライバーの給与、そして、マーケティングとホスピタリティのコストを除外することに合意したことを指摘している。

会議では、チームが別のチームからパーツを購入することに関する合法性について話し合われたという。

ハースF1チームのチームオーナーであるジーン・ハースは、予算制限の導入が小規模チームが大きな資金を費やしているトップ3チームに追いつく助けになるはずだと語る。

「彼らが研究開発の規模を縮小することになれば、おそらくそうなるだろう」とジーン・ハースはコメント。

彼らは我々の5倍の人数を抱えていると思う。何らかの方法によって、彼らにはあって我々にはないテクノロジーの差を縮めることができれば、それはかなりの助けになるだろう」

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カテゴリー: F1 / リバティ・メディア