F1
F1は、ファンとの交流を深めるためにF1スペインGPから新たな施策を予定している。

F1の新オーナーとなったリバティ・メディアは、ソーシャルメディアの制限を緩和し、今年のプレシーズンテスト以降、F1チームは現場で撮影したビデオクリップをオンラインでシェアすることが可能となった。

動画の長さや投稿のタイミングはまだ規制があるものの、ソーシャルメディアの活用はファンから好意的に受けとめられている。

F1の新CEOに就任したチェイス・ケアリは、ソーシャルメディアの活用方法を変更したことによるメリットはすでに表れており、バルセロナではさらなる施策を打つと明かした。

「ドライバー、チーム、プロモーターなどがより自由にソーシャルメディアを活用できるようにした結果、動画によるエンゲージメントのような分野は3~4倍の伸びがみられた」とチェイス・キャリーはコメント。

「我々はFIAやチームと協力して、トラックでの競争がファンにとって最高の体験になるよう動き始めている。また、スポーツがベストな状況になることを目指してエンジンやコスト、ルールといった重要なことにも取り組んでいる」

「それらのプロセスの一部として、サポートレースを含めたレース週末を見直し、ファンのエクスペリエンスを改善できないかと考えている。この4戦でそれは順調にいっている。観客動員数は増加し、テレビ視聴率やデジタルにおけるエンゲージメントでも良い結果が出ている」

「今週末のバルセロナからシーズンのヨーロッパラウンドがスタートする。そこではファンのエンゲーメントを高めるたっめのさらなる発表を用意している。面白くなるだろう」

チェイス・キャリーは、前任者のバーニー・エクレストンの時代のF1は“ノー”とするものが多すぎ、成長を妨げていたと非難している。

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カテゴリー: F1 / リバティ・メディア / チェイス・キャリー