リアム・ローソン F1イタリアGPで角田裕毅と接触「かなりタイトに寄せられた」

ローソンは後方スタートから追い上げを狙ったが、序盤はDRSトレインに組み込まれて前との差を詰められず。中盤の29周目、ターン1で角田裕毅と接触し、両者ともランオフに逃げる場面があった。マシンに致命的なダメージはなく走行を続けたものの、リズムを崩した。
その後は1ストップ戦略で安定した走行を続け、終盤にはオコンやガスリーらと順位を争ったが、ポイント圏には届かず14位でチェッカー。レース後は「フラストレーションの残る一日だった」と悔しさをにじませた。
序盤で早めにピットに入りましたが、狙いは?
リアム・ローソン:ギャンブルをして何かを得ようとしたけど、うまくいかなかった。あと少しで上手くいきそうだったけど、数台がちょうど僕らの前に出てきて新品タイヤを履いていて、そこでかなりのタイムを失ってしまった。後方スタートからでは本当に厳しかった。
角田裕毅とのシケインでの接触については?
ローソン:彼に抜かれて、僕も抜き返そうとしたんだ。でもブレーキングゾーンでかなりタイトに寄せられて、2台ともコースを外れてしまった。だから僕はポジションを戻したけど、ブレーキング時にはコースの端ギリギリで、本当に際どいシーンだった。
ローソンにとっては、中団の激しい攻防と接触に翻弄されたグランプリとなった。次戦アゼルバイジャンでの巻き返しに注目が集まる。

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