リアム・ローソン F1テスト2日目にレッドブルRB21にトラブル「学ぶことが重要」
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レッドブル・レーシングは、2日目全体をリアム・ローソンに担当されることを選択。しかし、午前中にレッドブル・RB21のウォーターシステムの問題によってトラックタイムを失い、バーレーンでは珍しい雨も助けにならなかった。
最終的に91周を走行したリアム・ローソンは、総合7番手タイムでプレシーズンテストを終了。本格的なショートランを行わえなかったが、レースシミュレーションに焦点を置いて開幕戦オーストラリアグランプリを迎えることになった。
「マシンにも慣れてきたし、全体的には忙しい一日だった」とリアム・ローソンはコメント。
「テストの一環として、一日を通してマシンにいくつか初期不良の問題があったが、それはすべて新しいマシンを学ぶことだ。僕たちの走行は何度か少し短くなったし、天候にも対応しなければならなかった。これは、ピットレーンにいるほとんどのドライバーにとって同じだったと思うけど、僕たちの走行計画にとってはタイミングが悪かった」
「メルボルンに向けて、この作業は非常に貴重であり、僕たちはポジティブな状態にある。プレシーズンにおいて、これは最も重要なことだ。メルボルン前にマシンを運転するのはこれが最後であり、正しい結果を得るために、僕たちはすべてから学び、最初のレースに向けて最高のバランスを持つマシンを仕上げるつもりだ」
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レッドブル・レーシングのテクニカルディレクターのピエール・ワシェは「今日はリアムのために丸一日を確保し、シーズンに向けての準備を続けることにした」
「残念ながら、天候はあまり良くなく、午前中は雨が降ったため、リアムにロングランのスピードを体感させ、レース距離全体にわたるマシンの信頼性を確認するために、レースシミュレーションを行うことにした」
「午後は、C3コンパウンドとセットアップオプションでマシンを理解し、また、一般的なセットアップも探求することが目的だった」
「今日はマシンについて全体像を把握し、その方向性を完全に理解したかったが、このようなコンディションでマシンのパフォーマンスを判断し、タイヤの温度を十分に上げるのは難しかった」
「しかし、リアムは今日も好調で、彼のフィードバックはマックスのものと非常に近かった。マックスがステアリングを握る最終日を迎えるにあたり、我々は良い理解を得ることができた」
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