リアム・ローソン F1アブダビGP予選「ラッセルに遭遇してQ1脱落だと思った」
リアム・ローソンはジョージ・ラッセルとの接近遭遇により、2024年F1アブダビGPの予選で脱落するだろうと考えていたと明かす。

ローソンが予選Q1後半でフライングラップを終えようとしていたとき、2人はコース上での遭遇した。RBドライバーが2つ目のコーナーを曲がったとき、ラッセルを先頭に、動きの遅いマシンが何台も現れた。

最初の3台は右に移動し、レースラインから外れた。一方、ローソンは最終コーナーを曲がる必要があったため、不運にもメルセデスに接近してしまった。

ラッセルはコース上での自分のラップが削除されないようにしながら、ローソンにスペースを残してコースを外れた。

「予選ラップでブレーキ中に追い越しを行うことは通常ない」とローソンは認めた。

「個人的なことではなく、トラフィックの問題だ。特にQ1は本当に厳しい」

「だから正直なところ、その時点では、マージンが僅差だったため、おそらく自分は予選落ちだろうと思った。そこでタイムを失ったことも分かっていた」

「フラストレーションが溜まったけど、最終的には、僕たちは予選を通過した」

リアム・ローソン(ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム) アブダビGP F1

このインシデントはオフィシャルによって調査されたが、最終的にはさらなる措置は必要ないと判断された。ローソンが予選の異なる段階にいたときに、ドライバーたちが自分のラップを開始する前に減速して前方にスペースを作ったことが原因だった。

「今の予選のやり方では、ミニマムタイムでみんながギャップを作ろうとしていることを尊重しなければならない」とローソンは説明した。

「多くの場面で役立つが、問題も引き起こす可能性がある。そういうことのひとつだ」

ローソンは、右側にルイス・ハミルトン、左側にラッセルがプッシュラップを開始しようとしている中、針の穴を通すような状況に追い込まれた。

「そんな状況に陥ったとき、とにかく前だけを見ていました」とローソンは語った。

「よく覚えていないけど、とても高速のコーナーだったことは覚えている」

ローソンは予選Q2で最終的に脱落し、日曜日のレースでは12番グリッドからのスタートとなる。

これは、RBでの最後のレースとなる可能性があり、ローソンは来季、マックス・フェルスタッペンとともにレッドブル・レーシングに昇格する可能性が高い。

その決定はレース終了後まで正式には下されないが、ローソンは当面はレースに集中するつもりだと主張している。

「誰もがそう思っていると思うけど、正直なところ、今はシートもないし、自分が何をやっているのかもよくわからない」とローソンは主張した。

「僕は今日、ベストを尽くすことに集中している。もちろん、僕たちは常に評価されているし、僕もベストを尽くそうとしている」

「明日も同じことをするつもりだ。そして、その後、自分が何をやるのかについて、何らかの知らせがあることを期待している」

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カテゴリー: F1 / リアム・ローソン / F1アブダビGP / ビザ・キャッシュアップRB