リアム・ローソン バルテリ・ボッタスにF1カタールGPでの接触を謝罪
リアム・ローソンは、2024年F1 カタールGPの決勝で接触したバルテリ・ボッタスに謝罪した。

リアム・ローソンはインサイドに移動し、オーバーテイクを完了したように見えたが、グリップが切れ、トラックを滑っていった。このミスにより、ローソンはグリッドの後方に下がり、10秒のペナルティが科せられた。

ローソンは再スタート時のタイヤについて、「とても良い温度だと思った」と語った。

「再スタートでセーフティカーが出動した際、タイヤを酷使した。そしてコーナーを半分ほど回ったところで、うまくいかないと気づいた」

「コース上を彼に向かって滑っていき、その時点で、正直に言うと、彼にぶつかりそうだったので、とにかくそこから抜け出そうとした」

「マシンを制御しようとしてスピンした。接触したかどうかはわからないけど、おそらく接触したと思う」

ローソンはレース直後にボッタスを見つけ、スピンしたRBに引っかかってチームメイトの周冠宇の後ろに下がったこのアクシデントについて謝罪した。

「正直なところ、彼がそこに留まっているとは思っていなかった。彼はそこにいたし、僕は明らかにトラックを滑り上がっていた。でも、あれは僕のミスだ」

リアム・ローソン(ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム) カタールGP F1

後方まで順位を下げたローソンだったが、ペースは良かったため、すぐに後方集団に追いついた。

しかし、セーフティカーがもう一度導入されたことと、ペースが上がらなかったことで、前進することができなくなった。

そこで、最後の数周のためにRBの2台のドライバーにソフトコンパウンドタイヤを履かせるという、最後の望みをかけた戦略が取られた。

これは失敗だった。2人はペースに苦しみ、集団から脱落した。

「リスクがあることは分かっていたけど、何かを試してみようとした」とローソンは説明した。

「残念だ。他のコンパウンドでは、正直、それほど悪くなかったと思う。セーフティカー導入中だったため、ハードタイヤをうまく走らせることができなかったけど、ミディアムでは、正直に言って、それほど悪くなかったと思う」

ローソンはトップと同一周回でゴールした最後のマシンとなり、1.5秒差で13位のチームメイトの角田裕毅に続く14位だった。

ピエール・ガスリーが5位、ケビン・マグヌッセンが9位となり、この結果、RBはコンストラクターズ選手権で7位のハースに8ポイント、6位のアルピーヌに13ポイント差をつけられて低迷している。


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カテゴリー: F1 / リアム・ローソン / F1カタールGP / ビザ・キャッシュアップRB