F1ドライバーたちも熱視線 2026年FIFAワールドカップ開幕に高まる期待
2026年FIFAワールドカップが6月11日に開幕し、世界中のサッカーファンが熱狂するなか、F1パドックでも大会への関心が高まっている。

今大会は48か国参加の新フォーマットで約6週間にわたって開催され、その期間中にはバルセロナ・カタルーニャGP、オーストリアGP、イギリスGP、ベルギーGPも行われる。

F1ドライバーたちも例外ではなく、それぞれが自国代表やお気に入りのチームを応援しながら、レースウイークの合間にワールドカップを追いかけることになりそうだ。

多くのドライバーが自国代表を応援
現在のF1グリッド22人のうち、アレクサンダー・アルボンのイギリスとのつながりを含めれば19人が出場国に直接関係している。

一方で、シャルル・ルクレール、バルテリ・ボッタス、そしてランキング首位のアンドレア・キミ・アントネッリは、自国が本大会出場を逃した立場だ。特にイタリアは4度の優勝経験を持ちながら予選敗退となり、アントネッリも複雑な思いを抱えている。

「正直なところ、どの国を応援するかまだ分からない」とアントネッリは語る。

「個人的にはブラジルのサッカーが好きだし、子どもの頃はバルセロナ時代のロナウジーニョやリオネル・メッシが大好きだった」

「ブラジルが活躍すればうれしいし、メッシのことも応援している。マイアミで実際に会うこともできたしね」

「イタリアが出場していないのは残念だけど、ほとんど全試合を見るつもりだ。すごく楽しみだよ」

フェルスタッペンはオランダ一択
マックス・フェルスタッペンもワールドカップを楽しみにしている一人だ。

パートナーのケリー・ピケとの関係からブラジルとも縁があり、母ソフィーを通じてベルギーの血も引いているが、応援する国に迷いはないという。

「もちろんオランダを応援する。それが僕のチームであり、僕の国だからね」

「当然ながら良い結果を期待している。もし家の中でライバル関係が生まれたとしても、ソファで着るシャツは決まっている。僕はオレンジだよ」

ペレスは息子と観戦計画
ドライバーの中でも特に熱量が高いのがセルジオ・ペレスだ。

ペレスはバルセロナ・カタルーニャGPとオーストリアGPの間の空き期間を利用し、故郷グアダラハラで行われるメキシコ対韓国戦を息子と観戦する計画を進めている。

「本当に実現させようとしている」

「ヨーロッパから試合のためだけに飛んで、また戻ることになるけど、何とかするつもりだ」

「代表チームは新しい世代に切り替わっている段階だから理想的な状況とは言えない。でもホーム開催のワールドカップだし、何が起きるか分からない。サプライズを起こせるだけの選手はいると思う」

アルゼンチン勢とブラジル勢の思い
アルピーヌのフランコ・コラピントも母国アルゼンチンへの期待を隠さない。

「アルゼンチンではサッカーがナンバーワンのスポーツだ」

「情熱のレベルが本当に違う。アルゼンチンで試合を観るのは特別な体験だし、一度は誰もが経験するべきだと思う」

「4年に一度の特別なイベントだし、2022年カタール大会と同じように楽しみたい。簡単な大会ではないけれど、最高のチームと選手たちが集まるからね」

一方、ブラジル代表を応援するガブリエル・ボルトレトは現地観戦よりもF1を優先する考えだ。

「アメリカまで試合を観に行くつもりはない」

「今はやるべきことがたくさんある。チームと一緒に改善しなければならない部分もあるからね」

「でもブラジルを応援するし、テレビやスマートフォンでほとんどの試合を見ると思う」

アンドレア・キミ・アントネッリ

ルクレールは“中立派”
その一方で、サッカーへの熱量が比較的低いドライバーもいる。

フェラーリのシャルル・ルクレールは、自身をサッカー通ではないと認めながらも大会そのものは楽しみにしている。

「がっかりさせるかもしれないけど、僕はサッカーについて本当に何も知らないんだ」

「試合を見るのは好きだけど、『このチームが勝つ』とか言われても全然分からない」

「イタリアが出場していたら良かったと思うし、フランスも応援するだろう。でもどちらかと言えばクリスティアーノ・ロナウドにワールドカップを勝ってほしいかな」

「特定のチームに肩入れするというより、中立の立場で大会そのものを楽しむつもりだ」

F1ドライバーたちはそれぞれ異なる立場や思いを抱えながらも、世界最大のスポーツイベントの開幕を心待ちにしている。サーキットでの戦いと並行して、パドックではワールドカップの話題が今後数週間にわたって大きな関心事となりそうだ。

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カテゴリー: F1 / F1ドライバー / F1バルセロナ・カタルーニャGP