リアム・ローソン 「レッドブルF1は角田裕毅を僕のベンチマークとして比較」
リアム・ローソンは、2024年の残りの期間、角田裕毅とともにRBの一員となる。2人は来季、レッドブル・レーシングでセルジオ・ペレスの後任候補と目されている。
セルジオ・ペレスは2025年までの契約を結んでいるが、チームが望めば彼を交代させる条項が存在することがわかっている。
レッドブルのモータースポーツアドバイザーであるヘルムート・マルコはローソンの強力な支援者であり、最近では、一度はシート獲得が難しいと思われていた角田裕毅もシート獲得の候補の一人であることを認めている。
リアム・ローソンは、来年にレッドブル・レーシングに昇格する可能性について、「非常に先のことだ」と語った。
「正直に言って、設定された目標は、僕が17歳でプログラムに参加して以来、常に同じだ」
「すべてはパフォーマンス次第であり、基本的に彼らはそれを基準に評価するだろう」
これにより、リアム・ローソンはチームメイトと直接比較されることになる。角田裕毅は、ニック・デ・フリースとダニエル・リカルドの両方を退けたドライバーだ。
ローソンの起用は、中長期的な視点でドライバーの配置を検討し始めたレッドブルの大局的なアプローチの一環である。
「もちろん、裕毅はここ数年、特に今年、非常に良い仕事をしてきた。そして、彼らは明らかに僕と比較する上で、彼をベンチマークとしている」とローソンは認めた。
「彼と同じマシンに乗っているのは彼だけなので、僕は彼と直接比較されることになる」
「彼らの目標、あるいは期待は、僕に彼と肩を並べて戦ってもらうことだろう」
「それが来季や将来の自分にとって何を意味するのかはまったくわからないが、それが目標として掲げられている」
RBはコンストラクターズ選手権で6位につけ、残りは6レース。この順位を維持できれば、チーム史上最高の成績となる。
しかし、ランキング3位のハースとはわずか3ポイント差であり、厳しい戦いが予想される。
そのため、1年間のブランクを経てF1に復帰するローソンには大きな期待が寄せられている。
ローソンは今後のレースに向けた抱負について、「順位や、自分がここにいたいから、というような単純なものではない」と語った。
「それは主に自分自身のためにポイントを獲得することだと思う。なぜなら、チームは僕のパフォーマンスを評価するだろうし、それを判断する最善の方法はポイントを獲得することだからだ。また、選手権で6位を争っているチームのためにもポイントを獲得することが重要だ」
「僕にとって、できるだけ早くポイント獲得を目指すことが目標だ」
ローソンは今週末のF1レース復帰に向けて、レッドブル・レーシングでタイヤテストを担当した。先週はムジェロで100周以上を走った。
「役に立ったよ。首にもね」とローソンはこの機会について語った。
「正直に言うと、ロングランだけだったから、いい練習になったよ」
「ショートランでプッシュしたかったけど、ロングランをやって、F1の長いレースに備えることができてよかったね」
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