リアム・ローソン 角田裕毅の2024年のF1シートは「僕であるべきだった」
リアム・ローソンは、2024年のF1シートを逃した際の率直な反応がNetflixの『Drive to Survive』の新シリーズで明らかになった。

ローソンは昨シーズン、レッドブルのジュニアチームであるアルファタウリ(2024年からはRBに改名)の一員として5レースに出場し、予想外の状況でF1デビューを果たした。ダニエル・リカルドがザントフォールトで行われたオランダGPのプラクティスでクラッシュして手を骨折したためだ。


その短い出番のなかでニュージーランド出身のローソンは優れた走りを見せ、シンガポールGPではチームメイトの角田裕毅を抑えてアルファタウリのシーズン最高位となる9位入賞を果たしている。

Netflixによって2024F1シートを見送られたリアム・ローソンの本音が暴露される
この結果は、ローソンが2024年にフルタイムでF1に参戦しないことを知った後のことで、マリーナ・ベイでの予選前にリカルドと角田裕毅の残留がローソンに伝えられ、翌週末に鈴鹿で開催される日本GPの前に確定した。

ローソンは今年もレッドブル・ブランドの両チームの公式リザーブドライバーを務め、2025年の正シート獲得を目指す。

NetflixのF1ドキュメンタリー番組『Drive to Survive』の新シリーズで、ローソンがレッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーからアルファタウリが2024年もリカルドと角田裕毅を起用すると告げられた瞬間の映像が公開された。

プライベートミーティングでホーナーはローソンに「これまで君がやってきたことは私を感動させたし、チームのみんなを感動させた」と語った。

「ダニエルと裕毅の発表は明日の朝だ。いいかい?」

「ポジティブでいてくれ」

ローソンはミーティング直後にインタビューに応じ、角田裕毅について「僕はシートを手にした男に勝った」と語った。

「僕であるべきだったんだ」

2023年末にオーストリアのOE24に語ったところによると、レッドブルの長年のアドバイザーであるヘルムート・マルコは、2025年にローソンを起用する可能性を示唆。

ローソンは2025年にシートを獲得する可能性が高いかと質問されたマルコは 「そうだ。その前に、少なくとももう少しレースを走らせて、彼のポテンシャルがどこにあるのかを確認すべきだ」と答えている。

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カテゴリー: F1 / リアム・ローソン / スクーデリア・アルファタウリ / ビザ・キャッシュアップRB