ランド・ノリス F1中国GP予選「あまりにも多くのミスを犯した」

神経質な挙動を示すが、疑いなく速いMCL39を運転する際にミスを犯したことで、マクラーレンの2人のドライバーは金曜日のスプリント予選でタイムを失ったが、上海インターナショナル・サーキットでの土曜日の午後は改善された。
ピアストリはQ3トップ10シュートアウトで暫定最速となり、ラップレコードペースまで改善して初のGPポールポジションを獲得した。
一方、ピアストリの最初の試みから0.090秒遅れをとったノリスは、最終ラップをうまくまとめられず、ラップを中止したため、3位というポジティブな結果に甘んじる結果となった。
ノリスは金曜日のスプリント予選では「ひどい出来」だったと認めながらも、土曜日に再びミスを犯したと述べた。
「僅差ではあったが、昨日や今日よりもずっと良い仕事ができた」とノリスは語った。
「マシンのフィーリングも良くなり、自分自身も間違いなくより快適に感じていた。ただ、自分自身が犯すミスが多すぎた」
「オーストラリアでの時ほど快適ではない」
「僕はベストな仕事ができていないし、オスカーはとても良い仕事をしている」
マクラーレンのナイフの刃のような状況に対処するために自己改善を求めるノリス
オーストラリアでのマシンでのフィーリングがなぜここ上海では感じられないのか、その理由を明確にするよう求められたノリスは、まずアルバート・パークと上海のトラック特性の違いを指摘した。
「レイアウトはオーストラリアとはまったく異なる」とノリスは語った。
「オーストラリアにはもっと中高速コーナーがある。低速コーナーももちろんあるけどね。それとマシンだ」
ランド・ノリスは、MCL39の評価をさらに強め、速い一方で、ドライバーに厳しいマシンだと語り、新しいF1マシンの不安定な性質に適応するためには、自分自身も改善する必要があると認めた。

「間違いなく最速のマシンだが、運転するのはまだ難しい」とノリスは語った。
「良いセクターを刻むことは時々できるが、ラップをまとめるのは難しい」
「安定してそれをこなす方法がまだ理解できていないようだ。しかし、そういう良い仕事ができると、このマシンは簡単に最速になる」
「いくつかの要因と、あとは僕のドライビングだけだ。どこで、どれくらい、何をすべきか、そのリズムを正確に知っていること。それにタイヤのことも、タイヤに少し無理をさせすぎると、すぐに厳しくなる」
「だから、さまざまな要因がある。でも、オスカーもいい仕事をしたし、僕も完璧な仕事をしたわけではない」
「十分にうまくやれなかった代償を払っているだけだ」
日曜日のレースを楽しみにしているノリスは、挑戦するには一晩中作業に取り組む必要があると語った。
「オスカーは素晴らしいペースを見せている」とノリスは語った。
「僕はそうではない。特にレースペースでは。フロントグレイニングに苦しむときは、個人的にかなり苦労する」
「だから僕にとっては難しい。そういう問題に対処するだけで、難しい週末になってしまった」
「僕にはまだ力不足だ。でも、これから長い夜を過ごして、腰を落ち着けてデータを検証し、明日までに改善できる点を見つけたい」
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