欠場のランス・ストロール、腹を下してトイレを離れることができず / レーシング・ポイント F1アイフェルGP
レーシング・ポイントF1の代表を務めるオトマー・サフナウアーは、F1アイフェルGPを欠場することになったランス・ストロールには“インフルエンザのような”症状が出ていると説明。ただし、新型コロナウイルスの検査では陰性だとした。

オトマー・サフナウアーによると、ランス・ストロールは2週間前のF1ロシアGP以降、体調が良くなったが、ニュルブルクリンクに先立って実施した複数回の新型コロナウイルス検査はどれも陰性だったと語った。

「我々がロシアを離れて以来、彼はそれほど体調がいいわけではなかった。彼は少し風邪をひいていたと思う」とオトマー・サフナウアーは語った。

「まず我々はロシアにいたことを十分に考えた。新型コロナウイルスの検査を受けたほうがいいとね。このレースのイベント前の検査を含め、彼を何度も検査を受けた。彼は3~4回陰性という結果が戻ってきた。彼に典型的な新型コロナウイルスの症状は出ていない。彼はただ気分が悪いだけだ」

「昨夜、彼は少し胃のむかつきがあった。それで彼はずっとトイレにいた。そして、彼は『たくさんの水分が抜けてしまった。そして、レースカーに乗るのに十分な長い時間トイレから離れることができない』と言っていた」

「彼が食べたもののせいなのか、それとも腹を壊したのかはわからない。彼はとにかく『とにかく気分がよくない』とだけ言っていた」

F1ドライバーは、F1アイフェルGPの後にさらに1週間の休暇を取ることができるが、その後はポルティモアとイモラのダブルヘッダーが待ち受けている。それらすべてを考慮して、ランス・ストロールは今後のレースに備えることに集中することを選んだ。


「彼と話をしたが『すぐにやってくるダブルヘッダーには出場するつもりだ』と言っていた」とオトマー・サフナウアーは付け加えた。

「彼はむしろ休んでその準備をしたいと言っていたが、ぎりぎりまで判断を迷っていた。我々は彼が良くなることを望んでいた」

ランス・ストロールの欠場にとって、“スーパーサブ”のニコ・ヒュルケンベルグが今季3レース目の代役を務めることになった。

奇妙なことに、F1イギリスGP以降、レーシング・ポイントのリザーブドライバーを務めていたニコ・ヒュルケンベルグだが、土曜日の朝にニュルブルクリンクにはいなかった。しかし、ドイツのテレビ局RTLの仕事でニュルブルクリンクを訪れる予定となっていたヒュルケンベルグはケルンに滞在しており、なんとか予選に間に合った。

ニコ・ヒュルケンベルグは予選で10周を走り、決勝を20番グリッドからスタートする。

「それは大きな要求だった。とにかく彼が107%のルールを達成くれたことに感謝している。それが我々が望んでいたことであり、彼は明日レースをすることができる」とオトマー・サフナウアーはは述べた。

「彼はまずまずレースカーを持っている。彼は今、数周を終えた。良いスタートを切れば、彼にはポイントを獲得するチャンスはある」

「彼が最後に運転して以来、我々はマシンにいくつかの変更を加えました。彼は我々が行った変更に驚いていた。彼はそれによってマシンが違うもののように感じたと言っていた。彼はそれに慣れなければならない。全体的に、彼はバランスに満足していたし、それほどかけ離れてはいなかった」

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カテゴリー: F1 / ランス・ストロール / F1ドイツGP / レーシングポイント