F1 ランス・ストロール エステバン・オコン
ランス・ストロールは、フォースインディアのエステバン・オコンのシートを奪い取ることは“完全にフェアなことではない”と認める。

先週、ランス・ストロールの父親ローレンス・ストロール率いるレーシングポイント・コンソーシアムが旧フォースインディアを買収。チームは新規エントリーとしてF1に参戦すうることになった。

F1ベルギーGPの予選後 Canal Plus がセバスチャン・ベッテルとエステバン・オコンの会話をキャッチ。

セバスチャン・ベッテルに「来年はどこに行くの?ここに残るの?」と聞かれたエステバン・オコンは「いいや。このシートはランスが買った」と答えている。

ランス・ストロールは、シルバーストンのフォースインディアでシート合わせを行っており、早ければF1シンガポールGPからエステバン・オコンに代わってフォースインディアに移籍すると噂されている。

ランス・ストロールは、シーズン途中に才能のあるエステバン・オコンからシートを奪い取ることは良くは映らないだろうと認める。

「その点について異議を唱えるつもりはない。でも、僕の結果、過去に達成してきたことはもう少し認められるべきだと思っている」とランス・ストロールは Telegraph にコメント。

「システムが常に完全にフェアではないという意見に異議を唱えるつもりはない。でも、僕は単に言及されている僕の背後にあるお金よりももっとふさわしい結果を出していると思っている」

ランス・ストロールは、父親でカナダの大富豪であるローレンス・ストロールの到着は、フォースインディアにとって良いニュースでしかないと主張する。

「僕の父がこのチームを買ったことで、潜在的にはるかに優れたチームになり、はるかに競争力をつける可能性がある。僕の目には、大きくネガティブなことは映っていない」

「エステバンの視点から見れば、それは僕に向けられるだろう。僕の父がフォースインディアに関与しているんだからね。特定の背景をもったドライバーは状況がどうあるべきかに関して彼らの見解をもっている。財政支援を受けているドライバーは違ったふうに考えるだろう」

「彼(ローレンス)が僕をフォースインディアに起用するとすれば、それは彼の選択だ。それがエステバンにとって素晴らしいことでも、フェアなことでもないことは理解できる」」

「でも、僕は自分が達成してきた結果をもっと認められるべきだと思っている。その鬱憤を晴らしたいと思っている」

ランス・ストロールがシーズン途中でフォースインディアに移籍した場合、エステバン・オコンはマクラーレンに移籍すると考えられているが、報道によるとシート合わせを試した際、高身長のエステバン・オコンがMCL33のコックピットに収まらないという問題が発生したと伝えられている。

また、ランス・ストロールの後釜にはリザーブドライバーを務めるロバート・クビサが昇格してF1復帰すると考えられてきたが、ここへきて、F2ドライバーのアルテム・マルケロフ、GP3ドライバーのニキーラ・マゼピンという豊富な資金を持つロシア人ドライバーの名前が浮上してきている。

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カテゴリー: F1 / ランス・ストロール / フォース・インディア / エステバン・オコン