ロバート・クビサ ルノー移籍を語る。
将来がクリアになって満足ですか?
そうだね。来年ルノーの一員になることにとても満足しているし、新しい挑戦を楽しみにしているのは確かだ。ルノーにはいろんなことがあったし、ここ数カ月は困難な期間だったけど、僕たちは来年、そして将来良い仕事ができると思っているし、ある種“新しい”チームになろうとしている。

トヨタやBMWではなくルノーを選んだ要因はなんですか?
たくさんあるよ。決定において、多くの用意を評価して、出来る限り多くの情報を得ようとしていた。でも、最も重要なことのひとつは、ルノーは数年前にチャンピオンシップに勝っていて、勝ち方を知っているということだった。また彼らのレースに関する考え方、メンタリティなど、多くのことが気にいっている。それは僕が探し求めていたものだ。とても満足しているよ。

容易な決定でしたか?それとも、何をするべきかについて議論を重ねましたか?
言ったように、ルノーはここ数カ月、困難な時期を過ごしていた。だから、将来についていくつか不安点な時期があった。でも、いったん続けると決めたあと、彼らはトップに戻るために前を向いていると思う。チームの将来が保証されたあとの決定はかなり簡単だったよ。

決定についてフェルナンドと話しましたか?
それほどでもないよ。最近はしなかったね。

2011年にフリーエージェントになる可能性も重要でしたか?
僕は2011年にフリーになるとは言っていないし、それがどこから来ているのかわからない。

では、来年だけでなく、もっと長くルノーにいるということですか?
わからないよ!イエスかもしれないし、そうでないかもしれない。僕はF1で契約については話していないので、静かにしているつもりだ。

ルノーの新しいボスについて興味はありますか?その計画についてチームと話していますか?
正直、僕はまだBMWのドライバーだし、2レース残っている。十分な経験のある人に決まると思うし、彼らは彼らの仕事の方法をわかっている。僕はレーシングドライバーだ。クルマの開発の手助けをするのはとてもハッピーだし、ドライバーの観点から来年のレギュレーションについて考えていることをいくつか提案するかもしれない。でも、マネジメント面やチーム代表に関しては僕の仕事ではない。でも、100%信頼しているし、相応しい人に決定すると確信している。

来年は強いチームメイトを望んでしますか?
ルノーは来年のためにかなり経験のあるドライバーを考慮していると思う。来年のチームメイトに影響を与えるつもりはない。正直、聞いている全てのドライバーを歓迎するだろう。全員が素晴らしい仕事ができると思う。個人的な好みはあるけど、それはプライベートでの個人的な関係だけだし、言ったように、僕には影響はないと思うし、それを決める人に任せるつもりだ。

チームはその決定に関してあなたに意見を聞くでしょうか?
ルノーが考慮している何人かの名前は知っている。彼らの誰であっても迎え入れることに満足するだろう。チームと僕自身、良いチームのために強いドライバーを求めているし、ルノーが最高のドライバーを選ぶことを期待している。

個人的な好みは誰ですか?
自分自身に留めておくよ。彼が選ばれたら、彼かどうかに関係なく教えるよ。

BMWはF1を継続しないですが、現在のシーズンが終わったらすぐにルノーとの仕事を始める許可が得られるのですか?
今年はテストがないので、ドライバーの仕事はとても限られている。もちろん、テストがあったら状況は違っていただろうけど、それはあなたがどんな仕事について考えているかによると思う。

ファクトリーに行って、エンジニアと作業するようなことです・・・
BMWはそれに反対することはないと思う。最終的に彼らはこれ以上F1にはいないので、問題になるとは思わない。問題があったら驚くだろうね。

ルノーは、ここ2年間少し苦戦していました。彼らはあなたの加入を説得するためにどのようなことを言いましたか?
話をしていたいくつかのチームが言っていた言葉は全て同じだったよ。彼らは説得しようとしていたからね。正直、誰も来年やそれ以降のクルマのパフォーマンスを保証することはできないので、僕を説得する必要はなかった。より大きいのはチームについての印象や個人的な意見だ。もちろん、彼らは、重要な人物など、いくつか技術的な保証を与えることはできるけど、僕はエンジニアやボブ・ベルとのミーティングにとても満足していたし、彼らはそれほど僕を説得しなかったと思う。僕たちは楽しい会話をしたし、彼が過去に目を向けていたこと、そして今後考えていることが気に行ったんだ。

BMWザウバーにあるのは優勝のようなハッピーな思い出ですか?それとも、昨年タイトルを獲れたかもしれないという欲求不満ですか?
昨年のことはかなり難しい話題だし、僕たちはもっとうまく取り扱うことができたとまだ信じている。残念ながら、僕たちはチャンスを逃した。最後の2レースでそれを逃したというわけではない。開発がまったくなく、全体のプロセスが非常に早くにスタートした。僕たちは開発に苦しんでいたし、実際に得られると期待していた多くの新しいパーツがなかった。だから、僕たちは最後のレースだけでなく、ずっと早くにトップチームに押されていた。今年はみんなにとって大きな失望だったと思うけど、そういうものさ。来年はずっと良いシーズンを過ごせると期待しているし、全てのレース、全ての瞬間で改善するために懸命に作業するつもりだ。

BMWザウバーの将来を心配していますか?
確かにそうだね。一緒に働いているここのみんあにとって簡単な状況ではないし、まだあと2レースBMWザウバーと働く。彼らは全てを持っていると思う。投資家がいれば、彼らは実際F1の一員になるための全てを持っていると思う。今はまだ彼らはグリッドにいないので、彼らにとってとてもデリケートな時期だと思う。難しい状況だ。彼らがグリッドにいれることを願っている。素晴らしいホテルや違った年をみるためでなく、F1で多くの情熱とレースを楽しみに来ている多くの人間がいるからね。僕には十分な情報がない。僕が言えるのは、彼らはかなり自信がありそうだけど、僕は十分な情報を持っていないということだ。マリオ(タイセン)に尋ねた方がいいと思うよ。

規約の初めてのフルシーズンを過ごしてみて、どのようにそれを要約しますか? 感覚は良いですか?
場合による。確かにF1は今とても競争的だ。今までになく、全てのチームがとても接近している。過去には、最速マシンよりコンマ3秒遅れ、またはレースの勝者より8秒遅れなら、ほぼ2位でフィニッシュしていただろう。そこが僕がレースをフィニッシュする場所だった。スパで考えれば、勝者より8〜9秒遅れで僕は4位だった。鈴鹿のフリープラクティスで考えれば、15台のマシンが1秒以内にいた。それが鈴鹿のようなトラックだ。規約の影響がどれくらい大きいかはわからないけど、確かに大きかった。それは良いことだと思う。

ドライバーやチームにとってはずっと難しい。常に最大限を引き出して、いかなるミスも犯さないのは本当に難しことだ。まだ僕たちがどこにいるか予想するもの難しい。わかると思うけど、特に今年は、何台かのクルマがあるトラックでとても早くても、そのあと別のトラックに行ったら、彼らはQ2で敗退している。前のレースでフロントローからスタートしていたクルマがだ。ドライバーやあらゆることで、マシンパフォーマンスに大きな影響を与えるたくさんの要因がある。それが今年のグリッドの多くをミックスしている。ファンにとってはポジティブなことだし、チームやドライバーにとってはずっと困難なことだ。でも、とても楽しいよね。

正直、ワイドはフロントウイングは好きではない。1コーナーや1周目に多くのダメージやたくさんのウイングが外れるのをみてきた。これはオーバーテイクのためには良いことではない。ショーのためには良いだろうけどね。

チャンピオンシップに勝ちそうドライバーが、最初の7レースで勝ったことを少し不思議に思いませんか?
そうだね。でも、最初の5〜6レースでブラウンは全てのチームより大きなアドバンテージを持っていた。特に最初の3レースではね。それでも、ジェンソンは出来るだけ最高にそれを利用した。彼はチャンピオンシップに勝つのに十分だろ思う大きなギャップを作った。でももちろん、彼は後半、彼のチームメイトと比べて少し苦戦している。でも、僕は違うクルマをドライブしているし、彼のチームにいないので、判断するのは難しいね。

BMWがF1を撤退するつもりであることをもっと早くに知っていたら、2010年のレースシートを探すための計画を変更していたでしょうか?
もっとチャンスがあったかもしれないけど、最終的な場所には満足している。ルノーとは今年だけでなく、かなり長い間コンタクトをとっていたので、チームに加入することには満足している。チームは僕が良い仕事ができると考えているようだし、彼らのレースアプローチが好きなんだ。ここ10年間でチャンピオンシップに勝ったチームは3つだけだし、ルノーはそのひとつだ。だから心配しなくて大丈夫だと思うし、少なくともそう願っている。

ここ10年間で優勝した3つのチームの1つであることを考えれば、なぜあなたは1年契約にサインしたのですか?
誰が1年契約にサインしたと言ったんだい?

チームは2010年の契約を発表しただけでした・・・
それはBMWでも同じだった。そして僕はここにいる。

1年契約ではないのですか?
ノーだ。

フェリペ・マッサのように、フェルナンド・アロンソが2008年のシンガポールで起こったことを知っていたと思いますか?
この話題には入りたくない。誰もが自分の意見を述べることができると思うけど、事実がないなら、意見は自分自身に留めていた方がいいと思う。それが僕が考えていることだ。

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カテゴリー: F1 / ロバート・クビサ / ルノーF1チーム