ケビン・マグヌッセン 「契約できるか確信がないままバーレーンに来た」 / ハースF1チーム
ケビン・マグヌッセンは、ハースF1チームへの復帰が実現するかどうか完全に確信がないままバーレーン行きの飛行機に乗り込んだと明かす。

2020年までハースF1チームのドライバーを務めていたケビン・マグヌッセンだが、チームがミック・シューマッハとニキータ・マゼピンというルーキーラインナップを起用を選んだことで2021年のシートを喪失した。

ハースF1チームのラインナップは、2022年も継続されるはずだった。しかし、ロシアのウクライナ侵攻が起こったことにより、ロシア企業ウラルカリとのタイトルスポンサー契約、およびロシア人のニキータ・マゼピンとのドライバー契約を打ち切った。

2022年のF1世界選手権の開幕まで2週間を切った段階で急いでドライバーを探す必要に迫られたハースF1チームは、自由に獲得できるルーキーを探すのではなく、F1を離れた後、スポーツカーにコミットメントしていたケビン・マグヌッセンを連れ戻すことを選択した。

ハースF1チームの代表であるギュンター・シュタイナーとの最初の話し合いだの後、ケビン・マグヌッセンは、プレシーズンテストのためにバーレーンへと移動したが、復帰が実現するかどうかは疑問を持ったまま飛行機に乗り込んだと明かす。

「1週間前くらいにギュンターが電話をかけてきて、興味があるかどうか尋ねてきた。僕たちは状況について派内をした。すぐに僕は『イエス。興味がある。僕たちがそれを実現できるかどうか見てみよう」と言った」とケビン・マグヌッセンはFormula1.comのインタビューで説明した。

「それから数日が経過し、彼はいくつかのことを整理していた。そして、彼は電話をかけ直してきて『オーケー、進めてみよう』と言った。そこから僕には整理する必要があるいくつかのことがあった。そして、それはたった3日で起こった」

「かなりクレイジーだった。ここに来るために飛行機に乗ったとき、それが本当にに実現するかどうかさえ実際には分からなかった。昨日契約にサインしたけど、今ではすべて完了し、F1に戻ってきた。」

ケビン・マグヌッセンは、2020年の終わりにF1を去ったとき、勝つチャンスがあるレースをすることを楽しみにしていると語っていた。

しかし、昨年、フィールドを平準化するために新しいF1レギュレーションが作成されたことで、ハースF1チームが開発の焦点をすべて注いで生み出されたVF-22には、はるかに楽観的な見方がある。

「チームに所属していた過去数年よりも楽観的だとはっきりと感じることができるし、いい気分だ」とF1バーレーンテストの2日目に初めてクルマを味わうケビン・マグヌッセンは語った。

「たくさんの笑顔とジョークがある。このクルマについては何も知らないし、開発にも携わっていないけど、楽しい一年になると思う。

「車のことを知るのを楽しみにしている。この車には新しいシステムやサスペンションなど、僕が知らないものがたくさんあるので、今週と来週はそこに時間を使うつもりだ。そのあとはレースだ!」

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カテゴリー: F1 / ケビン・マグヌッセン / ハースF1チーム