ケビン・マグヌッセン、タイム加算ペナルティで15位に降格
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ケビン・マグヌッセンは、ファイナルラップで13番手を懸けてジョリオン・パーマーをパスしようとしていた際に接触を起こしていた。
F1スペインGPは、チームメイト間でのバトルが多発し、メルセデス勢がクラッシュで姿を消した他、ハースとザウバーのドライバーたちの間でも激しい競り合いが起こっていた。
ルノーの一件では、より新しいタイヤを履いていたケビン・マグヌッセンにペナルティが科された。
スチュワードは声明で「カーナンバー20(マグヌッセン)は新しいソフトタイヤを装着しており、カーナンバー30(パーマー)の履いていたハードタイヤの方が古かったため、グリップとスピードに関してはカーナンバー20の方が大幅に優れていたと思われる。しかしながら、スチュワードはカーナンバー20がカーナンバー30と接触することなくターン13を通過できると合理的な予測を立てられていなかったと判断した。カーナンバー30は最終的にコースオフを強いられている。スチュワードは付記のペナルティー(10秒のタイムペナルティ)を科すが、当事者はどちらもファイナルラップを走っていたため、レース後のタイムペナルティに換算される」 と説明。
ケビン・マグヌッセンは、14位でチェッカーを受けたが、今回のペナルティが適用され、公式結果では15位フィニッシュとなる。代わってザウバーのフェリペ・ナッセが14位に浮上した。
また、トロ・ロッソのカルロス・サインツは、ピットレーンがオープンになる1分前にコースに入ったとして戒告処分を受けている。ピット出口の信号が青に変わるのはレース開始時刻の30分前となっている。
カルロス・サインツが戒告処分を科せられたのはこれが初めてだが、前戦F1ロシアGPではジョリオン・パーマーをコースオフさせたとしてすでに2ポイントのペナルティポイントを与えられている。
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