ケビン・マグヌッセン
ケビン・マグヌッセンは、新世代のF1マシンはV8エンジン時代よりもドライバーの才能を引き立ててくれると考えている。

2014年は、ダウンフォースが減り、F1ドライバーは新たに導入されたトルクの太いV6ターボエンジンに対応しなければならない。

バーレーンテスト2日目にトップタイムを記録したケビン・マグヌッセンは、今年のはドライバーの役割が大きくなると考えている。

「かなりのドライバーズカーだと思う。これまでのマシン以上にね。(以前のクルマは)ブロウンディフューザーによって少し簡単になっていたし、新品タイヤを履くときはクルマやセットアップ、バランスにかなり頼っていた。今年はもっとドライバーズカーになっているし、僕としては素晴らしいことだと思っている」

「昨年よりもドライバーが違いをもたらせる部分がずっと多いと思っている。勝てないクルマで勝つことはできないだろうけど、それでもF1だし、人間とクルマ、ドライバーが大きな影響を及ぼせるはずだ。トルクが増えるとちょっと難しくなるけど、そこははっきりしていると思う。トルクが増えればトリッキーさも増すし、スキルやスロットルの感度ももっと必要になる」

昨年のバーレーンGPのポールタイムまで2.6秒差のペースを発揮したケビン。マグヌッセンだが、まだまた新車の力を引き出せると主張する。

「驚いたと言うつもりはない。これよりも速くなるだろうし、これ以上に速く走ることも可能だと思っている。今年のクルマが旧型車よりも速く走るのにそれほど長く時間はかからないだろう。今からオーストラリアまでにクルマを改善できることを願っている。いい位置にいるけど、まだ必死に頑張らなければならない。でも、それほど悪くはない」

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カテゴリー: F1 / ケビン・マグヌッセン / マクラーレンF1チーム