ナレイン・カーティケヤン
ナレイン・カーティケヤンは、困難なスタートのあとヒスパニア・レーシングが“まとまってきている”と主張する。

ヒスパニア・レーシングは、F111で1周もすることができないままシーズン開幕を迎え、開幕戦F1オーストラリアGPでは107%ルールで予選落ちとなった。しかし、第2戦からは2台揃って予選を突破している。

「生き残るのは過酷だ」とナレイン・カーティケンは Hindustan Times にコメント。

「小さなチームだ。僕たちはかなり小規模なマシンを組み立てた。ビッグチームとの大きな違いは、僕たちはKERSを使用していないということだ」

「冬季テストでマシンで走行距離を稼ぐことができなかったので、それ以来、僕たちは基本的に遅れを取り戻そうとしてきた。でも、今はまとまってきている」

「アップグレードをし続けていけば、(10月の)インドGPにむけて良いマシンを持てると確信している」

ナレイン・カーティケヤンは、ヒスパニア・レーシングはレース優勝やワールドタイトルを争っているわけではないが、スポーツにとっては重要だと主張する。

「僕たちはショーの一部だ」

「実際、僕たち(バックマーカーチーム)がタイトルを争うことはない。でも、このようなチームもF1にとっても重要だ」

「彼らは若手ドライバーや僕のように戻ってきたドライバーのためにプラットフォームを提供している。あらゆるスポーツにこのような階層はあるけど、それはスポーツをより面白いものにしているだけだ」

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カテゴリー: F1 / ナレイン・カーティケヤン / HRT