SUPER GT 小林可夢偉 トヨタ自動車
小林可夢偉が、2018年のSUPER GTのGT500クラスにLEXUS TEAM SARDから参戦することが決定。元F1ドライバーのヘイキ・コバライネンとDENSO KOBELCO SARD LC500 #39号車を走らせる。

SUPER GT SERIESに参戦するサードは、2018年シーズンに参加する「LEXUS TEAM SARD」のドライバーラインナップを決定。チームに加入して4シーズン目を迎えるヘイキ・コバライネンと、ヘイキと同時期にF1参戦経験を持ち世界耐久選手権(WEC)で活躍する小林可夢偉が新加入。新たに強靱なタッグを組む。

チームの布陣は、総監督としてサード代表取締役社長の佐藤勝之が務め、エントラント代表が才木祐二、チーフエンジニアは田中耕太郎、データエンジニアに松田久という陣容となる。車両は「LEXUS LC500」、タイヤはブリヂストンを引き続き使用する。チームを強力に支えるパートナー企業は、デンソー、神戸製鋼所、MAGNA STEYR、MOTULを始め、総勢50ブランド以上とチームパートナーシップを締結。年間タイトル奪還へ向けて4月開幕戦でのスタートダッシュを狙って一意専心にハードワークを続けていく。

小林可夢偉は、2018年にFIA 世界耐久選手権(TOYOTA GAZOO Racing #7号車)、スーパーフォーミュラ(carrozzeria Team KCMG #18号車)、そして、SUPER GTとプロトタイプカー、シングルシーター、GTカーと3つの異なるカテゴリーでレースに出場することになった。

小林可夢偉は「LEXUS TEAM SARDから今季SUPER GTのGT500クラスにLEXUS LC500で参戦する機会を頂き、本当に嬉しく思っています」とSUPER GT参戦についてコメント。

「世界でも有数のコンペティティブなトップカテゴリーであり、レギュラードライバーとしてこのSUPER GTに参戦したいと思っていました。サードと、そしてかつてF1で戦っていたヘイキさんと一緒に進んでいく新たな挑戦を心待ちにしています。また日本のファンの皆さんの前で走れる機会が増えることをとても楽しみに思っています」

「これからのシーズンオフテストでしっかり走り込みを行い、今シーズンの早いうちに僕らのコンビがいかに強いかを証明する走りを披露できれば嬉しいですね!」

ヘイキ・コバライネンは「今季も再びサードでSUPER GTを戦えることを光栄に感じている」とコメント。

「新しいコンビとなるカムイさんとのコミュニケーションもうまく進んでいる。F1時代にライバル同士で競い合っていたし、これからのテストでより一層深いところまでお互いに理解できると感じているよ。すぐに慣れてお互いの力が最大限に発揮できるレベルに達するだろう」

「今季は1つとして取りこぼせない接戦のシーズンになるだろうから開幕戦での仕上がりは重要となるだろうね。そこに向けてあと2ヶ月間、精一杯努力を続けていきたい。開幕戦で大勢のファンの前で走れることを今から楽しみにしているよ」

チームの総監督を務める佐藤勝之は「おかげさまで2018年SUPER GTへの参戦発表ができる運びとなり、多大なるご支援ご高配をいただいておりますスポンサー様を始めとする関係各位ならびに熱いご声援をいただいておりますファンの皆様に深く感謝する次第です」とコメント。

「新たに小林可夢偉選手を迎えたことで新しい風が吹き、更にチームが進化し強くなることを期待しております。開幕へ向けては課題は多いのですが、メンバー各々が自分の役割をしっかりとこなしていけばタイトル奪還という目標に達すると信じておりますし、その環境造りが与えられた私の責務と感じております。各方面からの私どもへの大きな期待を必ずや結果でお応えできるように誠心誠意、頑張って参りたいと思いますので、何卒よろしくお願い申し上げます」

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カテゴリー: F1 / 小林可夢偉