小林可夢偉
小林可夢偉は、スーパーフォーミュラ 第2戦 岡山の決勝レースで2位に入り、初の表彰台を獲得した。

小林可夢偉
「今日はペース的に勝つチャンスがあったかもしれないですが、抜きにくいこのコースで2位というのは満足しなきゃいけないとも思います。全体的にレースは楽しめたし、ペース的にも悪くなかったし、どちらかというと予選が思ったよりも良くなかったと言う点で、このカテゴリーはやはり予選がすごく大事だということを実感しました」

「ただ前回のレースからみると、レースペースが良くなったし、非常にポジティブな気持ちで第3戦に挑めるのかなと思います。No.8は(亡くなった)松本恵二さんがかつてチームで付けておられたし、そのためにも勝ちたかったので(2位の結果は)悔しいんですが、もし勝ったら(チーム監督の)土沼(広芳)さんが泣きに来るやろうなぁということを期待してがんばったんですが、それができずに残念でした。(石浦選手とのバトルでは)最初にオーバーテイクボタンを押してプッシュしました。最初はプレッシャーを与えていったら、どれだけ失敗するかなと思ったんですが全く失敗しなくて。なので、ちょっと仕掛けるつもりで行きました。1発目行ったときは、僕の仕掛けが中途半端だったので、どのくらいの距離のブレーキングで行けるのかちょっとわかってなくて飛び込めませんでした。で、2周目で飛び込んだときにはオーバーテイクボタンを押したことが彼にバレていて…。なかなかこれは攻めようがないなぁ、と。そのときにはもう残りが1つになっていたのに対し、石浦さんは残り3つあったので、なにかしないとアカンなと思いました。そこで一度休んで、普通のペースでプレッシャーをかけて、(温存する)オーバーテイクの数を減らしてもらおうと思ったんです。でも(石浦との差を)1秒切ろうとすると、どうしてもエアロがなくて(空力が上手く掛からないで)、近づけない。結果、自分のタイヤを壊すことになるんです。なかなかそこからがいけませんでしたね。それで残念ながら終わったという感じです」

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カテゴリー: F1 / 小林可夢偉 / スーパーフォーミュラ