小林可夢偉 ル・マン24時間レース
小林可夢偉は、ル・マン24時間レースの残り2時間でピットインでのミスは集中力が低下したことによって“忘れてしまった”ことが原因だったことを明らかにした。

23時間が経過した頃、2番手を走行していた小林可夢偉のトヨタ7号車が突如スローダウン。ピットインのタイミングが1周逃してしまい、燃料に懸念があったためセーフティモードで走行せざるを得なかったことが原因だった。

これにより、小林可夢偉は次の電気パワーで走行しなければならず、さらに11周の最大スティントと燃料使用量の上限超過違反により、2度の10秒ペナルティを科せられて大きく後退することになった。

「僕たちは11周後にピットインしなければならなかったのですが、僕はピットに入りませんでした。僕が忘れてしまったんです」と小林可夢偉は Autosport にコメント。

また、小林可夢偉はその時点でトヨタの7号車は、優勝したトヨタ8号車(中嶋一貴、セバスチャン・ブエミ、フェルナンド・アロンソ)を倒すことをすでに諦めていたと語る。

「僕たちにとってレースは終わっていましたし、僕たちはアグレッシブにはいかず、リスクを冒さないことに決めていました」と小林可夢偉はコメント。

「それで減速しました。集中力を失ったのはそれが原因です」

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カテゴリー: F1 / 小林可夢偉