小林可夢偉 「緑一色の鈴鹿のスタンドを見るのが待ち切れません」
小林可夢偉が、ケータハムとの契約の経緯、F1復帰したことの喜び、ヘレスでのCT05の初走行、そして“カムイサポート”に募金をしてくれたファンについての思いを語った。
可夢偉、戻ってきていかがですか?
もちろんとても嬉しいです。ずっとF1に戻ってくるつもりだったので、復帰できてとても嬉しいです。自分自身のためにも、僕のファンのためにも、そしてF1を愛する全ての人のためにも嬉しく思っています。
ケータハムで復帰することも本当に嬉しいです。ケータハムとザウバーはかなり違いますが、ケータハムは成功を望んでいるし、戦うという意味で僕と似ています。ファクトリーに初めて行ったときにそれがわかりました。
経緯を教えていただけますか?
2013年末にチームと会話したことから始まりました。その後リーフィールドに行ってシリル(・アビテブール:チーム代表)とシミュレーターで仕事をしているスタッフに会いました。それに以前一緒に仕事をしたことのある元トヨタのスタッフが何人かいたので、知り合いがかなり大勢いました。おかげで、印象がとても良かったです。それからトニー(・フェルナンデス)に会うと、考え方が同じだということがすぐにわかりました。彼は大きな夢を持っていて、その夢を実現させるために努力を続ける人です。僕が喜んでチームのために無報酬で走ること、僕の素晴らしいファンがカムイサポートに寄付したお金を持ち込むことがわかると、そこからは話が急速に進みました。
F1から1年間離れたことはパフォーマンス面でどのような意味があると思いますか? レーシングモードに戻るにはどれくらい時間がかかりますか?
それほど長くはかかりません。去年もレースをしていましたし。F1ではありませんが、厳しいレースをしていたので、肉体的にも精神的にもF1に復帰できる準備ができています。また今年は規約が新しくなったので、全員が順応しなくてはなりません。僕は数ヶ月前まで乗っていたクルマから新しいクルマに切り替える必要がないので、僕の方が簡単に順応できるかもしれません。いずれにしろ、準備はできています。
2013年を通じて純粋にカムバックを期待してトレーニングをしたのですか? 実現できないように見えた期間はどのくらいありましたか...
そうですね、さっきも言ったようにレースしていたので、フィットネスレベルは高かったです。準備はできています。
ケータハムはあなたを大いに信頼しています。彼らは昨シーズン最下位に終わり、少なくともひとつの好成績を必死で求めています。あなたに求められているものはそれです。そこは認識していますか?
もちろんです。自分がどこに向かっているのかは正確にわかっています。チームにはいろいろ長所がありますが、とても正直です。彼らはスタート地点について僕にはっきり説明してくれましたし、僕はチームが前進するのを助けたいと思っています。それと重要なポイントがあります。彼らは2012年とは違うチームです。彼らには良い設備があり、戦うために必要なものに多くのお金をかけています。なので、チームは結果を出せると思います。
ルーキーとペアを組みますね。ザウバーではセルジオ・ペレスと組み、今度はマーカス・エリクソンです。今回“実力者”としてどのような役割を果たすつもりですか?
できるだけ協力するつもりですが、マーカスはこの先にむけて用意ができていると思います。僕は経験と知識でチームを率いる手助けをできるのは確かですが、僕たちはチームであり、互いに協力しています。
2012年に離れたときとは全く違うF1レースに戻ってきました。それは良いことでしょうか?それとも悪いことでしょうか?
確かに違います。ぞれでもF1であうあい、僕のいたい場所であることに変わりありません! でも、実際にクルマがどれくらい違うかについて話すには時期尚早です。実際に攻めるチャンスはまだなかったですが、本気で攻めたときはいい感じだと思います。ドライバーは誰でもパワーが好きですからね。スペインではルノーにトラブルがありましたが、今後パワーはもっと上がってくるでしょう。
ケータハムのクルマの感触はいかがですか?
正直、ウェットのトラックで54周しただけなので、たいしたことは言えません。でも、クルマのリアはかなりのグリップがありますし、感触はよかったです。良い兆候だと思います。それ以外のことを話すのは時期尚早です。バーレーンのあとでもう一度聞いてください。
2013年のシートの資金を集めるために、事実上クラウドファンディングというユニークな方法を選びましたね。その経験を教えてもらえますか? それはF1レースに昇格しようとする若手ドライバーのひとつのモデルになるでしょうか?
僕のファンのことをとても誇りに思っていますし、“カムイサポート”のロゴを自分のレースカーに掲載できるのが本当に嬉しいです。ヘッドレストに掲載されています。愛情とサポートの量には本当に圧倒されましたが、F1に復帰することでそのお返しをすることができました。復帰に関して、みなさんから本当に多くのメッセージをいただいたので、緑一色に染まった鈴鹿のスタンドを見るのが待ち切れません。素晴らしいでしょうね! 他のドライバーのモデルになるかについてですが、僕の場合はうまく行ったのでたぶん大丈夫でしょう。
カテゴリー: F1 / 小林可夢偉 / ケータハム
可夢偉、戻ってきていかがですか?
もちろんとても嬉しいです。ずっとF1に戻ってくるつもりだったので、復帰できてとても嬉しいです。自分自身のためにも、僕のファンのためにも、そしてF1を愛する全ての人のためにも嬉しく思っています。
ケータハムで復帰することも本当に嬉しいです。ケータハムとザウバーはかなり違いますが、ケータハムは成功を望んでいるし、戦うという意味で僕と似ています。ファクトリーに初めて行ったときにそれがわかりました。
経緯を教えていただけますか?
2013年末にチームと会話したことから始まりました。その後リーフィールドに行ってシリル(・アビテブール:チーム代表)とシミュレーターで仕事をしているスタッフに会いました。それに以前一緒に仕事をしたことのある元トヨタのスタッフが何人かいたので、知り合いがかなり大勢いました。おかげで、印象がとても良かったです。それからトニー(・フェルナンデス)に会うと、考え方が同じだということがすぐにわかりました。彼は大きな夢を持っていて、その夢を実現させるために努力を続ける人です。僕が喜んでチームのために無報酬で走ること、僕の素晴らしいファンがカムイサポートに寄付したお金を持ち込むことがわかると、そこからは話が急速に進みました。
F1から1年間離れたことはパフォーマンス面でどのような意味があると思いますか? レーシングモードに戻るにはどれくらい時間がかかりますか?
それほど長くはかかりません。去年もレースをしていましたし。F1ではありませんが、厳しいレースをしていたので、肉体的にも精神的にもF1に復帰できる準備ができています。また今年は規約が新しくなったので、全員が順応しなくてはなりません。僕は数ヶ月前まで乗っていたクルマから新しいクルマに切り替える必要がないので、僕の方が簡単に順応できるかもしれません。いずれにしろ、準備はできています。
2013年を通じて純粋にカムバックを期待してトレーニングをしたのですか? 実現できないように見えた期間はどのくらいありましたか...
そうですね、さっきも言ったようにレースしていたので、フィットネスレベルは高かったです。準備はできています。
ケータハムはあなたを大いに信頼しています。彼らは昨シーズン最下位に終わり、少なくともひとつの好成績を必死で求めています。あなたに求められているものはそれです。そこは認識していますか?
もちろんです。自分がどこに向かっているのかは正確にわかっています。チームにはいろいろ長所がありますが、とても正直です。彼らはスタート地点について僕にはっきり説明してくれましたし、僕はチームが前進するのを助けたいと思っています。それと重要なポイントがあります。彼らは2012年とは違うチームです。彼らには良い設備があり、戦うために必要なものに多くのお金をかけています。なので、チームは結果を出せると思います。
ルーキーとペアを組みますね。ザウバーではセルジオ・ペレスと組み、今度はマーカス・エリクソンです。今回“実力者”としてどのような役割を果たすつもりですか?
できるだけ協力するつもりですが、マーカスはこの先にむけて用意ができていると思います。僕は経験と知識でチームを率いる手助けをできるのは確かですが、僕たちはチームであり、互いに協力しています。
2012年に離れたときとは全く違うF1レースに戻ってきました。それは良いことでしょうか?それとも悪いことでしょうか?
確かに違います。ぞれでもF1であうあい、僕のいたい場所であることに変わりありません! でも、実際にクルマがどれくらい違うかについて話すには時期尚早です。実際に攻めるチャンスはまだなかったですが、本気で攻めたときはいい感じだと思います。ドライバーは誰でもパワーが好きですからね。スペインではルノーにトラブルがありましたが、今後パワーはもっと上がってくるでしょう。
ケータハムのクルマの感触はいかがですか?
正直、ウェットのトラックで54周しただけなので、たいしたことは言えません。でも、クルマのリアはかなりのグリップがありますし、感触はよかったです。良い兆候だと思います。それ以外のことを話すのは時期尚早です。バーレーンのあとでもう一度聞いてください。
2013年のシートの資金を集めるために、事実上クラウドファンディングというユニークな方法を選びましたね。その経験を教えてもらえますか? それはF1レースに昇格しようとする若手ドライバーのひとつのモデルになるでしょうか?
僕のファンのことをとても誇りに思っていますし、“カムイサポート”のロゴを自分のレースカーに掲載できるのが本当に嬉しいです。ヘッドレストに掲載されています。愛情とサポートの量には本当に圧倒されましたが、F1に復帰することでそのお返しをすることができました。復帰に関して、みなさんから本当に多くのメッセージをいただいたので、緑一色に染まった鈴鹿のスタンドを見るのが待ち切れません。素晴らしいでしょうね! 他のドライバーのモデルになるかについてですが、僕の場合はうまく行ったのでたぶん大丈夫でしょう。
カテゴリー: F1 / 小林可夢偉 / ケータハム