小林可夢偉
小林可夢偉は、モスクワでフェラーリドライバーとして初めて公の場でF1デモ走行を披露。イベント後、ここまでのフェラーリでのシーズンを振り返った。

「僕にとっては変わった一年でした」と小林可夢偉はコメント。

「ドライブしないことよりも、フェラーリと458 GTでレースをするという新しい冒険に取り組むことを選びました」

「FIA WECで一番になるには順位を上げていかなければなりませんが、まだ残り5レースありますし、クルマを改善できればまだタイトルを獲得するチャンスはあります」

「クローズドカーでの初シーズン、10年間このレースに参戦しているトニ・バイランダーという非常に強いチームメイトを考えれば、個人的には良い印象を作れたと思っています」

しかし、小林可夢偉は、2014年の一番の目標はF1に復帰することだ。

「現時点では、トラック上での実力よりもいくら資金をもたらすかに基づいてドライバーを選択することを好むチームが多いです」

「僕の目標はできるだけ早くF1に戻って、成功するために頑張ることなので、そのようなトレンドが変わってくれることを願っています」

「その間に僕にできることは、GTレースでフェラーリのために全力を尽くし、例えば、このようなイベントや、シミュレーター作業でクルマの開発を手伝うなど、チームが望むことに応じていくことです」

ロシアでの経験について小林可夢偉は「都市にはとても感動しました」とコメント。

「僕は、東京のような大都市の出身ですが、そこではモスクワのような歴史の重みを感じられません」

「それに、こんなに多くのF1への強い興味を見られて嬉しかったです」

「本物のレーシングカーを見たいという多くの情熱と想いを感じることができました」

「来年、ロシアが初グランプリを開催するのを本当に期待しています!」

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / 小林可夢偉 / スクーデリア・フェラーリ