F1日本GPチケット代が“ふるさと納税”対象に 鈴鹿市が制度を発表
2026年のF1日本グランプリに向けて、鈴鹿市は観戦チケット代を“ふるさと納税”の対象とする「あとからふるさと応援納税」制度を実施すると発表した。観戦後に寄附を行うことで、税控除を通じて実質的な負担を軽減できる仕組みだ。

今回の制度は「レース終了後に寄附を申し込む方式」で、昨年実施された「事前寄附+クーポン発行方式」は採用されない。市は「観戦後も鈴鹿市を応援してほしい」と呼びかけている。

制度の流れ
利用方法は3ステップで完結する。まず公式販売サイト「MobilityStation」でチケットを購入し、購入完了メールに記載の受付番号を控える。次にレース終了後、特設サイトから受付番号と購入額を入力すると、システムが自動的に寄附額を算出。クレジットカードで決済すれば寄附が成立する。最後に寄附証明書を受け取り、確定申告やワンストップ特例を利用することで税控除が受けられる。

注意点と受付期間
対象は「MobilityStation」で購入した有効な観戦券に限られ、リセール取引や主催者が無効と認めたチケットは対象外となる。寄附後のキャンセルも不可。寄附受付期間は2026年3月31日(火)10:00から4月7日(火)17:00までで、期間外の申込は無効となる。

観戦チケットを購入したファンにとっては、税控除を受けつつ鈴鹿市を支援できる仕組みとなる今回の制度。F1日本グランプリをお得に楽しむ新たな方法として注目を集めそうだ。2026年F1日本グランプリは、3月27日(金)から29日(日)まで三重県・鈴鹿サーキットで開催される。

F1 日本グランプリ

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カテゴリー: F1 / F1日本GP