2023年 F1日本GP 予選:ドライバーコメント(11番手以降)
2023年F1第17戦日本GPの予選で11番手以降だったドライバーのコメント。
Q1ではローガン・サージェント(ウィリアムズ)がクラッシュ。気温が上がった鈴鹿サーキットでタイヤのデグラデーションに苦しむドライバーが多く見られるなか、各セッションでコンマ数秒の差の接戦となった。
11番手:リアム・ローソン(アルファタウリ)
「ほんのわずかな差でQ3に進めず残念だ。フリー走行を走ってみて確実な手応えがなかったので、Q1で積極的にタイヤを使い、Q2には新品のソフトタイヤを1セットのみ残す戦略を取った。正直に言って、予選前はあまり自信がなかったので正しい戦略だったと思う。角田はQ3まで進めたのでよかった。今は、明日の決勝を最大限に活かすことが重要だ。タイヤに厳しく長いレースになりそうですが、みんなにとって同じ条件だ。最大限の力で走ることに集中して、角田と2人でいいレースにしたいと思う」
12番手:ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
「多くのドライバーの中で僅差だったとはいえ、12位という結果はおそらく僕たちにとって最大限だった。金曜日の厳しい状況から立ち直り、マシンのセットアップにいくつかの改善を見つけるという点では良い仕事をしたと思う。でも、非常に僅差で、Q3まであと0.050秒届かなかった。先週末のシンガポールでも同様の状況だった。ここ数レースは12位だったけど、なんとか良い結果を残すことができたので、明日にすべてが懸かっているのは間違いない。今後のイベントでトップ10に戻るためには、チームとしてハードワークを続け、さらなるパフォーマンスを見つける必要がある。明日は戦略とタイヤのデグラデーションによって興味深いレースになるかもしれない。自分たちに何ができるかを見極め、また力強い結果を残すことが目標だ」
13番手:アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
「このトラックがあと10度涼しかったら、Q3に進出していたと思う。でもタフな週末だったし、後手に回っていたので、13番手という結果は予選で獲得できた最高の結果だと思う。今週末を迎えるにあたって、もう少し上位に行けると思っていたけれど、金曜日の結果や予選での微妙な差を考えれば、いい結果だと思うし、予選のラップにも満足している。明日はデグが大きく、ターマックも荒れているし、暑さもあるから、トリッキーで長いレースになりそうだ。鍵になるのはタイヤマネジメントと全員のコントロールだ。とてもタイトだ」
14番手:エステバン・オコン(アルピーヌ)
「残念ながら、今日は多くのマシンの間でマージンが非常に僅差で、Q3に進出するには十分な力を発揮できなかった。どちらかというと、昨日から今日にかけてパフォーマンスが期待していたほどの一歩を踏み出すことができず、予選では難しい状況になった。とはいえ、明日のレースに集中している。タイヤアロケーションと戦略が重要になってくるし、自分たちのアドバンテージを生かすことが目標だ。一晩かけて作戦を練り、ポイント圏内を狙いたい」
15番手:ケビン・マグヌッセン(ハース)
「ベストを引き出せたので満足だ。15番手なので、もっと上位を目指したいけど、この週末を迎えるにあたって、僕たちにとって最悪のトラックのひとつになることは分かっていたし、僕たちのクルマはレースよりも予選のほうが強いことも分かっている。15番手なので、おそらく明日どうなるかはわかるはずだ。このクルマでの走り方に関しては、いくつか改善できたと思うし、より多くのものを引き出せていると感じているので、少なくともその努力は報われたと思う」
16番手:バルテリ・ボッタス(アルファロメオ)
「今日の午後はクルマのポテンシャルを最大限に引き出すことができなかった。予選に至るまでのすべてのセッションを通じてフィーリングとペースの両面で好調に見えていただけに、間違いなく残念だ。残念ながら、赤旗が最初のプッシュラップに影響を与えた。最終セクターは最初のセクターでの若干のトラフィックを除いて、実際には非常にクリーンだったけどが、直接のライバルと比較して若干ペースを失い、最終的に100分の1秒差でQ1敗退となってしまった。一晩かけて原因を究明し、明日また良い形で臨めるようにしたい。ロングランでのペースは期待できそうなので、順位を挽回し、トラックで改善するチャンスはまだあると思う」
17番手:ランス・ストロール(アストンマーティン)
「今日は厳しい予選セッションのなかでよく頑張ったと思うけど、最終的に必要なペースが得られなかった。このあたりではハンドリングが思うように良くなくて、最終コーナー立ち上がりでコンマ2秒ほどロスしてしまった。フィールドがこれほどタイトあ場合には、それが大きな違いを生む。明日はまだいくつか順位を挽回できるし、いいレースができるだろう」
18番手:ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)
「奇妙な予選だった。1周目はトラックリミットで削除されてしまった。2周目のセクター1はとてもいい感じだったけど、セクター2ではタイムを出そうとしたけど、逆に少し失ってしまった。ミスがあったわけでもないのに不思議な感覚だ。何が起きたのか、なぜタイムを上げられなかったのかを調べる必要がある。デグラデーションは誰にとっても高いけど、我々にとっても深刻だ。明日はバトルになるだろうから、自分たちを助けるために戦略的に何ができるか確認する必要がある」
19番手:周冠宇(アルファロメオ)
「今日はペースが落ちてしまったけど、マシンのフィーリングは良かった。残念なことに、 残念ながら、トラフィックに巻き込まれたときには、すでにQ2進出がギリギリになっていた。9コーナーでちょっとタイムを失って、チャンスを逃してしまった。全体的に見れば、僕にとっては非常に厄介なQ1だったけれど、今日の順位は今週末のパフォーマンスを反映したものではなかったと思う。セッションを通してのトラックの進化を考慮すれば、Q3に進出できた可能性だってあったと思う。今日は僕たちの日ではなかったし、グリッド後方からのスタートはより難しいけれど、明日はプッシュを続けてベストを尽くし、いいバトルを展開して上位に食い込みたい」
20番手:ローガン・サージェント(ウィリアムズ)
「インシデントが起きるまではいい一日だった。うまくいっていたし、マシンはいいウインドウにあった。ただ、最終セクターでリアのオーバーヒートに悩まされていた。出口でリアを失ってしまった。追い風もあって、ちょっとアグレッシブにパワーをかけすぎたかもしれない。残念なことに、草に触れてしまったらどうすることもできなかった。残念だし、望んでいたものではなかった。チームが明日に向けて僕の車を修理するという大きな仕事を抱えてしまったことは承知しているし、彼らのハードワークと努力には本当に感謝している。このことは忘れて、明日のレースに集中したい」
カテゴリー: F1 / F1日本GP / F1ドライバー
Q1ではローガン・サージェント(ウィリアムズ)がクラッシュ。気温が上がった鈴鹿サーキットでタイヤのデグラデーションに苦しむドライバーが多く見られるなか、各セッションでコンマ数秒の差の接戦となった。
11番手:リアム・ローソン(アルファタウリ)
「ほんのわずかな差でQ3に進めず残念だ。フリー走行を走ってみて確実な手応えがなかったので、Q1で積極的にタイヤを使い、Q2には新品のソフトタイヤを1セットのみ残す戦略を取った。正直に言って、予選前はあまり自信がなかったので正しい戦略だったと思う。角田はQ3まで進めたのでよかった。今は、明日の決勝を最大限に活かすことが重要だ。タイヤに厳しく長いレースになりそうですが、みんなにとって同じ条件だ。最大限の力で走ることに集中して、角田と2人でいいレースにしたいと思う」
12番手:ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
「多くのドライバーの中で僅差だったとはいえ、12位という結果はおそらく僕たちにとって最大限だった。金曜日の厳しい状況から立ち直り、マシンのセットアップにいくつかの改善を見つけるという点では良い仕事をしたと思う。でも、非常に僅差で、Q3まであと0.050秒届かなかった。先週末のシンガポールでも同様の状況だった。ここ数レースは12位だったけど、なんとか良い結果を残すことができたので、明日にすべてが懸かっているのは間違いない。今後のイベントでトップ10に戻るためには、チームとしてハードワークを続け、さらなるパフォーマンスを見つける必要がある。明日は戦略とタイヤのデグラデーションによって興味深いレースになるかもしれない。自分たちに何ができるかを見極め、また力強い結果を残すことが目標だ」
13番手:アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
「このトラックがあと10度涼しかったら、Q3に進出していたと思う。でもタフな週末だったし、後手に回っていたので、13番手という結果は予選で獲得できた最高の結果だと思う。今週末を迎えるにあたって、もう少し上位に行けると思っていたけれど、金曜日の結果や予選での微妙な差を考えれば、いい結果だと思うし、予選のラップにも満足している。明日はデグが大きく、ターマックも荒れているし、暑さもあるから、トリッキーで長いレースになりそうだ。鍵になるのはタイヤマネジメントと全員のコントロールだ。とてもタイトだ」
14番手:エステバン・オコン(アルピーヌ)
「残念ながら、今日は多くのマシンの間でマージンが非常に僅差で、Q3に進出するには十分な力を発揮できなかった。どちらかというと、昨日から今日にかけてパフォーマンスが期待していたほどの一歩を踏み出すことができず、予選では難しい状況になった。とはいえ、明日のレースに集中している。タイヤアロケーションと戦略が重要になってくるし、自分たちのアドバンテージを生かすことが目標だ。一晩かけて作戦を練り、ポイント圏内を狙いたい」
15番手:ケビン・マグヌッセン(ハース)
「ベストを引き出せたので満足だ。15番手なので、もっと上位を目指したいけど、この週末を迎えるにあたって、僕たちにとって最悪のトラックのひとつになることは分かっていたし、僕たちのクルマはレースよりも予選のほうが強いことも分かっている。15番手なので、おそらく明日どうなるかはわかるはずだ。このクルマでの走り方に関しては、いくつか改善できたと思うし、より多くのものを引き出せていると感じているので、少なくともその努力は報われたと思う」
16番手:バルテリ・ボッタス(アルファロメオ)
「今日の午後はクルマのポテンシャルを最大限に引き出すことができなかった。予選に至るまでのすべてのセッションを通じてフィーリングとペースの両面で好調に見えていただけに、間違いなく残念だ。残念ながら、赤旗が最初のプッシュラップに影響を与えた。最終セクターは最初のセクターでの若干のトラフィックを除いて、実際には非常にクリーンだったけどが、直接のライバルと比較して若干ペースを失い、最終的に100分の1秒差でQ1敗退となってしまった。一晩かけて原因を究明し、明日また良い形で臨めるようにしたい。ロングランでのペースは期待できそうなので、順位を挽回し、トラックで改善するチャンスはまだあると思う」
17番手:ランス・ストロール(アストンマーティン)
「今日は厳しい予選セッションのなかでよく頑張ったと思うけど、最終的に必要なペースが得られなかった。このあたりではハンドリングが思うように良くなくて、最終コーナー立ち上がりでコンマ2秒ほどロスしてしまった。フィールドがこれほどタイトあ場合には、それが大きな違いを生む。明日はまだいくつか順位を挽回できるし、いいレースができるだろう」
18番手:ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)
「奇妙な予選だった。1周目はトラックリミットで削除されてしまった。2周目のセクター1はとてもいい感じだったけど、セクター2ではタイムを出そうとしたけど、逆に少し失ってしまった。ミスがあったわけでもないのに不思議な感覚だ。何が起きたのか、なぜタイムを上げられなかったのかを調べる必要がある。デグラデーションは誰にとっても高いけど、我々にとっても深刻だ。明日はバトルになるだろうから、自分たちを助けるために戦略的に何ができるか確認する必要がある」
19番手:周冠宇(アルファロメオ)
「今日はペースが落ちてしまったけど、マシンのフィーリングは良かった。残念なことに、 残念ながら、トラフィックに巻き込まれたときには、すでにQ2進出がギリギリになっていた。9コーナーでちょっとタイムを失って、チャンスを逃してしまった。全体的に見れば、僕にとっては非常に厄介なQ1だったけれど、今日の順位は今週末のパフォーマンスを反映したものではなかったと思う。セッションを通してのトラックの進化を考慮すれば、Q3に進出できた可能性だってあったと思う。今日は僕たちの日ではなかったし、グリッド後方からのスタートはより難しいけれど、明日はプッシュを続けてベストを尽くし、いいバトルを展開して上位に食い込みたい」
20番手:ローガン・サージェント(ウィリアムズ)
「インシデントが起きるまではいい一日だった。うまくいっていたし、マシンはいいウインドウにあった。ただ、最終セクターでリアのオーバーヒートに悩まされていた。出口でリアを失ってしまった。追い風もあって、ちょっとアグレッシブにパワーをかけすぎたかもしれない。残念なことに、草に触れてしまったらどうすることもできなかった。残念だし、望んでいたものではなかった。チームが明日に向けて僕の車を修理するという大きな仕事を抱えてしまったことは承知しているし、彼らのハードワークと努力には本当に感謝している。このことは忘れて、明日のレースに集中したい」
カテゴリー: F1 / F1日本GP / F1ドライバー