アイザック・ハジャー 「カタールGPの時点でF1昇格を告げられていた」
アイザック・ハジャーは、レッドブルが彼をフォーミュラ2から昇格させる計画を変更したのではないかと何度か不安に思ったことを明かし、感情の起伏が激しい時期を過ごしたと語った。

F2をランキング2位で終えたアイザック・ハジャーは、2025年レーシングブルズで角田裕毅とコンビを組むことになっている。リアム・ローソンはレッドブルに昇格し、マックス・フェルスタッペンのチームメイトとなる。

アイザック・ハジャーは2024年半ばから昇格の計画を知っていたが、最終的に書類に署名がなされたのは年末になってからだった。

そのため、アイザック・ハジャーは、レッドブルの計画が変更され、控えドライバーの役割しか与えられないのではないかと不安になることもあった。

ハジャーは、シーズン最終戦の2つ前となるカタールでも、レーシングブルズでレースに出場する予定だと聞いていたにもかかわらず、まだ契約を結んでいなかった。

「正直に言うと、シーズン半ばにはすでに何が起こるか分かっていた」とハジャーはCanal+に語った。

「でもその後は、このような(浮き沈みの)状態が続いた。何度か発表間近までいったが、このスポーツでは何が起こるかわからない。状況はすぐに変化することが多いし、ある時点では、来年のリザーブドライバーになるのではないかと思ったこともあった!」

「感情は浮き沈みしたけど、幸い集中力を維持し、良いパフォーマンスを発揮し、F1で走るのに必要なレベルがあることを示すことができた」

「カタールではすでにF1に行くことを聞いていたけど、契約が締結されるまでには時間がかかった。それまではほぼ確実だったが、もちろんどこかと契約するまでは本当にそうとは言えない」

発表が遅れた
すでにセルジオ・ペレスの解雇、リアム・ローソンの昇格、アイザック・ハジャーのデビューは既定路線として噂されていたが、契約締結がシーズン終了後までもつれ込んだことで、アイザック・ハジャーは自分の将来が不透明になるのではないかと不安になった。

セルジオ・ペレスの退団が確定したのは12月18日で、リアム・ローソンの昇格は翌日に発表された。

アイザック・ハジャーのF1移籍が発表されたのは12月20日で、ローソンの移籍によりレーシングブルズのシートが空いたためだった。

「カタールGPの最中も、そしてその後も、F1に行くことが決まったと告げられた後も、僕はまだ何もサインしていませんでした」とハジャーは付け加えた。

「時々、『なんてこった、まだ何かが起こるんだ』と思った。契約にサインする1~2日前まで、正直なところ状況がよくわからなかった」

「でも、その後、かなりの数の書類に署名しなければならなかった。F1の人たちには、何が起こるか分からないからね!」

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カテゴリー: F1 / アイザック・ハジャー / ビザ・キャッシュアップRB