ホンダ:インディカー 第13戦 決勝レポート…佐藤琢磨は14位
今年のミッドオハイオでのシリーズ第11戦で優勝しているコルトン・ハータ(Andretti Harding Steinbrenner Autosport)は、インディアナポリス・モーター・スピードウェイのロードコースで行われたハーベストグランプリのレース2終盤、ウィル・パワー(Team Penake)に激しいチャージを仕掛けたが、1秒以下の僅差で2位となった。彼の後ろではAndretti Autosportのアレクサンダー・ロッシが3位フィニッシュ。彼は4レース連続での表彰台登壇を果たした。
気温が17℃までしか上がらないコンディションで、全長2.43975マイルのコースを75周するレースが行われた。ハータが2位でフィニッシュしたことにより、Hondaは2020年シーズンのマニュファクチャラーズ選手権でのポイントリードをキープした。シボレーとの差は54ポイント。残すは最終戦だけとなっている。
4勝を挙げてポイントリーダーの座を保ち続けてきているスコット・ディクソン(Chip Ganassi Racing)は、フルコースコーションが一度も出されなかったインディアナポリスでのレース2を8位で終え、ライバルのジョセフ・ニューガーデン(Team Penake)に32ポイントのリードを持って今月末にフロリダ州セント・ピーターズバーグで開催されるシーズンフィナーレに臨むことになった。
今日のハーベストGPレース2において、Hondaドライバーたちはトップ10の6ポジションを占めました。表彰台にハータとロッシが上り、ジャック・ハーヴィー(Meyer Shank Racing)が今シーズンの自己ベストとなる6位、グラハム・レイホール(Rahal Letterman Lanigan Racing)が2レース連続となる7位、ルーキーのアレックス・パロウ(Dale Coyne Racing with Team Goh)がキャリア3回目のトップ10入りとなる9位でゴールした。
これで2020年シーズン5回目のダブルヘッダーが終了した。インディカー・シリーズは2週間のオフを過ごした後、フロリダでの最終戦へと向かう。セント・ピーターズバーグでのストリートレースは10月23~25日に開催される。
コルトン・ハータ(2位)
「自分たちのマシンは速かったと思います。HPDのパワーで戦えていることをうれしく感じています。今日の私たちは、持てる力のすべて発揮できました。トップに追いつこうとタイヤも使いきりました。最後の最後、トップを狙いましたが、逆転するだけの余力は残っていませんでした。後輪が消耗し過ぎていたため、アタックができませんでした。スピードとしては、自分の方が彼(W.パワー)よりも少しだけ速かったと思います。しかし、残念ながら最初のスティントで後ろに下がってしまったことで、セカンドスティントからが苦しくなっていました」
スコット・ディクソン(9位)
「このところの数週間は試練の連続でした。今でもミッドオハイオでの自分のミスには腹を立てています。あのミスによってチャンピオンポイントを何点か逃してしまいましたから。インディカーのチャンピオン決定は、いつもと同じように最終戦まで持ち越されました。我々のチームは、勝つために一生懸命に全力を発揮してくれています。そのことを誇りに感じています。Hondaもエンジン開発などでハードにプッシュをしてくれています」
佐藤琢磨(14位)
「今日のレースでもフルコースコーションが出されなかったため、作戦を活用することや、ポジションを大きくゲインすることが難しい戦いになっていました。それでも自分たちはスタートからゴールまで全力で戦い、その結果として終盤に順位をいくつか上げることができました。一度他車との接触があり、芝生に押し出されました。あのコースオフでポジションを下げたのは残念でした。バトルを懸命に戦って14位というのは、少々フラストレーションがたまる結果ですが、今日の自分たちは少なくともレースをハードに戦い抜いたと思います」
カテゴリー: F1 / インディカー / 佐藤琢磨
気温が17℃までしか上がらないコンディションで、全長2.43975マイルのコースを75周するレースが行われた。ハータが2位でフィニッシュしたことにより、Hondaは2020年シーズンのマニュファクチャラーズ選手権でのポイントリードをキープした。シボレーとの差は54ポイント。残すは最終戦だけとなっている。
4勝を挙げてポイントリーダーの座を保ち続けてきているスコット・ディクソン(Chip Ganassi Racing)は、フルコースコーションが一度も出されなかったインディアナポリスでのレース2を8位で終え、ライバルのジョセフ・ニューガーデン(Team Penake)に32ポイントのリードを持って今月末にフロリダ州セント・ピーターズバーグで開催されるシーズンフィナーレに臨むことになった。
今日のハーベストGPレース2において、Hondaドライバーたちはトップ10の6ポジションを占めました。表彰台にハータとロッシが上り、ジャック・ハーヴィー(Meyer Shank Racing)が今シーズンの自己ベストとなる6位、グラハム・レイホール(Rahal Letterman Lanigan Racing)が2レース連続となる7位、ルーキーのアレックス・パロウ(Dale Coyne Racing with Team Goh)がキャリア3回目のトップ10入りとなる9位でゴールした。
これで2020年シーズン5回目のダブルヘッダーが終了した。インディカー・シリーズは2週間のオフを過ごした後、フロリダでの最終戦へと向かう。セント・ピーターズバーグでのストリートレースは10月23~25日に開催される。
コルトン・ハータ(2位)
「自分たちのマシンは速かったと思います。HPDのパワーで戦えていることをうれしく感じています。今日の私たちは、持てる力のすべて発揮できました。トップに追いつこうとタイヤも使いきりました。最後の最後、トップを狙いましたが、逆転するだけの余力は残っていませんでした。後輪が消耗し過ぎていたため、アタックができませんでした。スピードとしては、自分の方が彼(W.パワー)よりも少しだけ速かったと思います。しかし、残念ながら最初のスティントで後ろに下がってしまったことで、セカンドスティントからが苦しくなっていました」
スコット・ディクソン(9位)
「このところの数週間は試練の連続でした。今でもミッドオハイオでの自分のミスには腹を立てています。あのミスによってチャンピオンポイントを何点か逃してしまいましたから。インディカーのチャンピオン決定は、いつもと同じように最終戦まで持ち越されました。我々のチームは、勝つために一生懸命に全力を発揮してくれています。そのことを誇りに感じています。Hondaもエンジン開発などでハードにプッシュをしてくれています」
佐藤琢磨(14位)
「今日のレースでもフルコースコーションが出されなかったため、作戦を活用することや、ポジションを大きくゲインすることが難しい戦いになっていました。それでも自分たちはスタートからゴールまで全力で戦い、その結果として終盤に順位をいくつか上げることができました。一度他車との接触があり、芝生に押し出されました。あのコースオフでポジションを下げたのは残念でした。バトルを懸命に戦って14位というのは、少々フラストレーションがたまる結果ですが、今日の自分たちは少なくともレースをハードに戦い抜いたと思います」
カテゴリー: F1 / インディカー / 佐藤琢磨