アキュラ、デイトナ24時間レースで3年連続優勝を果たす
デイトナ24時間レースが1月28日、デイトナ・インターナショナル・スピードウェイ(米国フロリダ州)でスタートが切られ、2023年IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権が開幕した。新規定が導入されたGTPハイブリッド新時代の幕開けで、Meyer Shank Racing w/ Curb Agajanian(MSR)の60号車アキュラ ARX-06が総合優勝を飾った。
新型LMDhプロトタイプカー、アキュラ ARX-06はデビュー戦で見事な走りを見せて、世界3大耐久レースと言われるデイトナ24時間でMSRは2連覇を飾り、アキュラとしては3連覇を達成した。
・アキュラがIMSA のトップカテゴリーGTPで、耐久レース新時代の幕開けを優勝で飾る
・MSR、Konica Minolta アキュラ ARX-06(Wayne Taylor Racing)は昨年に続き、24時間耐久レースでの連続ワンツーフィニッシュ
・アキュラ ARX-06はハイブリッド・パワートレインでのデビュー戦で優勝を果たす
ポールポジションからのスタートとなったMSR Acura(トム・ブロンクビスト/コリン・ブラウン/エリオ・カストロネベス/シモン・パジェノー)は、残り8時間の時点でコーションフラッグが連続するまで、レースをリードした。
Konica Minolta Acura ARX-06は遅れを取ったが、イエローコーションのタイミングにも助けられて2番手に浮上。終盤はアキュラ勢2台が接戦を繰り広げてデイトナで2度目の1-2フィニッシュを獲得した。
次回のIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権は3月18日、セブリング12時間耐久レースが開催される。
トム・ブロンクビスト(Meyer Shank Racing w/Curb-Agajanian)
「優勝はチームのおかげです。MSRですばらしいのは、一人ひとりがポテンシャルを最大限に発揮できるところで、これは重要です。マイク(シャンク)とジム(メイヤー)がなんでもオープンにしてくれるので、チームにいい雰囲気が生まれ、みんながベストな状態で仕事ができたと思います。特に僕の場合、深く信頼してもらえたことが自信につながったので、大いに感謝しています。昨年は最終的にはスタンドで見守る立場でしたが、今年はマシンに乗って運命をコントロールできるのでずっといい気分です。最終ラップのル・マン・シケインで感じた興奮と、みんなの笑顔が本当にすばらしかったです」
リッキー・テイラー(Konica Minolta Acura ARX-06)
「まず最初に伝えたいのは、1-2フィニッシュに導いてくれたアキュラとHPD(ホンダ・パフォーマンス・ディベロップメント)がすばらしい仕事をしてくれたということです。ポルシェやBMWが苦戦したことを考えれば、この成果が実にすばらしかったと言っても過言ではないと思います。チームにとって、連続で果たしたこの1-2フィニッシュは、あらゆるコンストラクターや仕様の中でも、これまでにない結果です。2013年以来、9回目のトップツーになりますが、世界中の24時間耐久レースにおいてこれほどの偉業は他にないと思います。そして最後に、チームメート全員が、チャンピオンのような走りだったということです。フィリペ(アルバカーキ)がフィールドを変えていくあの走りは、感激でした。彼はいつもすべての力を出し切り、思い残すことが一つもありません。残念ながら優勝を果たすペースではなかったので、2位という結果でした」
カテゴリー: F1 / IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権
新型LMDhプロトタイプカー、アキュラ ARX-06はデビュー戦で見事な走りを見せて、世界3大耐久レースと言われるデイトナ24時間でMSRは2連覇を飾り、アキュラとしては3連覇を達成した。
・アキュラがIMSA のトップカテゴリーGTPで、耐久レース新時代の幕開けを優勝で飾る
・MSR、Konica Minolta アキュラ ARX-06(Wayne Taylor Racing)は昨年に続き、24時間耐久レースでの連続ワンツーフィニッシュ
・アキュラ ARX-06はハイブリッド・パワートレインでのデビュー戦で優勝を果たす
ポールポジションからのスタートとなったMSR Acura(トム・ブロンクビスト/コリン・ブラウン/エリオ・カストロネベス/シモン・パジェノー)は、残り8時間の時点でコーションフラッグが連続するまで、レースをリードした。
Konica Minolta Acura ARX-06は遅れを取ったが、イエローコーションのタイミングにも助けられて2番手に浮上。終盤はアキュラ勢2台が接戦を繰り広げてデイトナで2度目の1-2フィニッシュを獲得した。
次回のIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権は3月18日、セブリング12時間耐久レースが開催される。
トム・ブロンクビスト(Meyer Shank Racing w/Curb-Agajanian)
「優勝はチームのおかげです。MSRですばらしいのは、一人ひとりがポテンシャルを最大限に発揮できるところで、これは重要です。マイク(シャンク)とジム(メイヤー)がなんでもオープンにしてくれるので、チームにいい雰囲気が生まれ、みんながベストな状態で仕事ができたと思います。特に僕の場合、深く信頼してもらえたことが自信につながったので、大いに感謝しています。昨年は最終的にはスタンドで見守る立場でしたが、今年はマシンに乗って運命をコントロールできるのでずっといい気分です。最終ラップのル・マン・シケインで感じた興奮と、みんなの笑顔が本当にすばらしかったです」
リッキー・テイラー(Konica Minolta Acura ARX-06)
「まず最初に伝えたいのは、1-2フィニッシュに導いてくれたアキュラとHPD(ホンダ・パフォーマンス・ディベロップメント)がすばらしい仕事をしてくれたということです。ポルシェやBMWが苦戦したことを考えれば、この成果が実にすばらしかったと言っても過言ではないと思います。チームにとって、連続で果たしたこの1-2フィニッシュは、あらゆるコンストラクターや仕様の中でも、これまでにない結果です。2013年以来、9回目のトップツーになりますが、世界中の24時間耐久レースにおいてこれほどの偉業は他にないと思います。そして最後に、チームメート全員が、チャンピオンのような走りだったということです。フィリペ(アルバカーキ)がフィールドを変えていくあの走りは、感激でした。彼はいつもすべての力を出し切り、思い残すことが一つもありません。残念ながら優勝を果たすペースではなかったので、2位という結果でした」
カテゴリー: F1 / IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権