F1 ニコ・ヒュルケンベルグ、残る選択肢はアルファロメオ・レーシング
ニコ・ヒュルケンベルグの残る選択肢はアルファロメオ・レーシングとなっているが、フェラーリのF1チーム代表を務めるマッティア・ビノットは、現在アルファロメオ・レーシングのドライバーを務めるアントニオ・ジョビナッツィに“自信”を持って残りのシーズンを戦うようアドバイスした。

フェラーリは、アルファロメオ・レーシングのドライバーとして育成ドライバーのアントニオ・ジョビナッツィを送り込んだが、ここまで3ポイントしか獲得できず、31ポイントを獲得しているチームメイトのキミ・ライコネンと比較して全体的に下回っている。

F1ベルギーGPでポイント圏内を走行していながら、残り2周でクラッシュして自滅したアントニオ・ジョビナッツィは、フェラーリとアルファロメオのホームレースとなるF1イタリアGPでキャリアベストとなる9位入賞を果たして2ポイントを獲得している。

今シーズン限りでルノーF1チームのシートを失ってフリーエージェントとなっているニコ・ヒュルケンベルグは、ハースF1チームのドライバー候補に挙げられていたが、9月19日(木)にハースは2020年もケビン・マグヌッセンのチームメイトとしてロマン・グロージャンを続投させることを発表。ウィリアムズに空席ができる可能性はあるが、事実上、ヒュルケンベルグの選択肢はアルファロメオ・レーシングとなっている。

そのため、アントニオ・ジョビナッツィが来年もアルファロメオ・レーシングのシートを保持するためにはニコ・ヒュルケンベルグがライバルとなるが、フェラーリはアントニオ・ジョビナッツィは残りのシーズンで自分自身を証明する良い立場にいると考えている。

フェラーリのF1チーム代表を務めるマッティア・ビノットは「ベルギーでミスがあったし、それが彼を罰したのは間違いないが、彼はポイント圏内にいた。モンツァでも彼はトップ10圏内で入賞している」とコメント。

「アントニオは成長しているし、当然のことながら彼はふさわしいサポートを受ける必要もある」

「現時点では、彼が本来のように落ち着いているとは思わない。彼は我々のドライバーの一人であるり、フェラーリの自信を感じさせるのは正しいと思う」

「今後、アントニオには自分の成長を確認できる重要なレースがある。テストというわけではないが、彼が最後のレースですでに示したものを証明する機会だ」

アントニオ・ジョビナッツィは、アルファロメオ・レーシングでキミ・ライコネンのパートナーに選ばれる前はフェラーリの開発ドライバーを務めていた。2017年には負傷したパスカル・ウェーレインの代役としてザウバーで開幕2戦を戦ったが、そこから2019年の開幕戦までにレースに参戦したのは2018年のル・マン24時間レースでのGTEカーだけだった。

「今シーズン、彼はまだ十分なポテンシャルを示す機会がなかったが、考慮すべきいくつかの側面がある」とマッティア・ビノットは語る。

「第一の、そして最も重要だと私が思うのは、レーストラックでの2年間の無活動に関連するものだ。予選でのアントニオのパフォーマンスは徐々に向上しており、キミのパフォーマンスに非常に近づいているのを目にしてきたが、レースでは特にホイール・トゥ・ホイールでその代償を払っている」

「自信の欠如は、2年間の強制欠席に結びついていると思う。だが、本当に重要なのはポジティブな傾向だ」

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カテゴリー: F1 / ニコ・ヒュルケンベルグ / アルファロメオ・レーシング